福島原発、津波ではなく地震で破損!?
by KEI
福島原発はこれまで 「津波による電源喪失が原因の事故」 といわれてきましたが、昨日の東電の発表では「地震そのもので大きなダメージを受け放射能漏れを起こした可能性がある」と修正されました。
当初から 「地震直後にパイプが破損して蒸気が噴出した」 という作業員の発言がささやかれていました。東電がやっとそれを認めたということでしょうか?それとももうそろそろ発表してもいいと判断したのでしょうか?
これまで事あるごとに 「東電から上がる情報が遅い」 と常にコメントしてきた政府が、今回何のコメントもしないという事は、後者のほうでしょう。
この官民一体となった情報操作は、今後世界から 「日本政府の姿勢」 に対し非難が巻き起こるかもしれません。
原因が”津波”か”地震”かでは対策がまるで違います。
「地震では大丈夫であった」はずの原発は「根本的に耐震性を見直さなくてはならない」という事になります。海洋国日本だけの問題ではなく地震が起きやすい地域や国の原発すべてが震災対策を見直す必要があるという事でかなり影響のある問題です。悩ましい問題です。