法政大学総長!珊瑚記者!朝日新聞!
おらが国の新聞に『現論』というコラムがあるようだ。
(今まで知らなかった。そして、言論でもなく原論でもない)
そこに今回 『慰安婦バッシング』と題して法政大学総長田中優子氏が寄稿している。
だが法政大学の総長がこのような人物であることにまず驚いてしまった。
この手の左翼信者の言葉は実に回りくどい。出だしは、
問題の核心は女性への暴力と人権侵害である。しかしそこから目をそらすことで、多くの新聞、雑誌が売り上げを伸ばしたのではないろうか。慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏の証言を報じた記事を取り消し、謝罪した朝日新聞へのバッシングのことである。
最初何を言っているのかわからなかった。
「朝日新聞をバッシングしている新聞や雑誌は、売り上げを伸ばすために、慰安婦問題の本質『女性への暴力と人権侵害』を故意に歪曲している」
とこういっているのである。実にわかりにくい文章である。さすが一流大学の総長のお言葉。凡人には理解しずらい。
いつから、慰安婦問題の本質が「女性への暴力と人権侵害」に、変わったのですか?
確か最初は「軍の強制」を問題にして、その証拠が見つからないと、全く無関係な書類の一部だけ切り取って「軍が関与した」と主張したのは朝日新聞を筆頭にあなたたちではなかったのですか?
慰安婦問題の本質は『軍の強制による女性の拉致』のはずです。
ここまで書いて、もう馬鹿らしくなった。いや心がなえる。
この方は、
慰安婦問題は1993年8月の河野洋平官房長官談話が本質をついている。
この談話は2年近くにわたって膨大な資料と聞き取りによって調査を進めそれをきわめて簡潔な表現で談話にまとめた。
(以下省略)
と韓国・国連と同じく河野談話を全ての根拠に押し上げて皆をぶった切る。
法政大学総長に反論する気は一気に失せた。俗に言う『何とかに付ける薬はない』である。
最後の文章だけ拝借しよう。
本当の誇りとは、現実に起こったことに直面し、戦争とは何かを考え続け、二度と同じ過ちが起きないよう自分自身を変えていくことにあるのではないか。事実をなかったように言いくるめて自分を慰めることの中に、人間としての誇りはない。
この文章が、このコラムに必要なのか?何にでも使えそうな反省要請文です。
かの有名な朝日新聞の『KY珊瑚毀損』捏造事件で、自作自演スクープ記者の書いた「日本人批判文」に瓜二つなのがとっても悲しいです。
河野洋平の談話の作成過程を知らぬわけでもあるまいに、河野談話の欺瞞が公式に暴かれるまで待つことにしましょう。
その時にこの方がどう変節するか?楽しみに待とう・・・・・。