支離滅裂オバマ外交『日本に対露制裁を迫る』
米国がロシア制裁に積極的でない日本に、
「ロシアのクリミア併合を認めると、中国に誤ったメッセージを与え、尖閣で不測の事態が起こる」と脅しをかける。
ナントアブナイ話!日本のとる道を一考。
オバマ大統領の外交感覚は中国・韓国並に独善的になってるのではないか?
いやそれとも米国外交は、かつての『オレンジ計画』を継続していて、日本を潜在的な敵国とみなしているのでしょうか?
ロシアの喉元ウクライナに、親露政権を追い出し親欧米政権を誕生させたのがそもそも欧米のやりすぎ。
元々ロシア領のクリミア半島は、フルシチョフ時代に理由がはっきりしないまま「ロシアからウクライナに割譲した」もの。
ロシア海軍は地中海への出口を失う事態を手をこまねいて見ているわけがない。旧ソ連がアメリカの庭で引き起こした『キューバ危機』を欧米がロシアに仕掛けたようなもの。
米国はこの事件までは「ロシアと中国の接近を阻止できる」と『日露接近』を支持していた。
それを自分が引き起こしたウクライナ問題で「ロシアに積極的に制裁をしろ」というのはあまりに身勝手。
この間、アメリカは大統領夫人に中国旅行をさせて中国のご機嫌を取った。
大統領夫人は中国が侵略したチベット料理に舌鼓を打つという破廉恥さには声もない。
それをやっておいて「ロシアを制裁しなければ中国に誤ったメッセージを送ることになる?」
寝言を言うのもいい加減にしてもらいたい。
エジプト、シリア、中・韓の問題行動、そして今回のウクライナ騒動。
誤ったメッセージを送り続けているのはアメリカだろう?
これでは、オバマ氏は日本や他の同盟国にも誤ったメッセージを送り続けているも同然。
あまり感情的にならない方がいい。
日本は戦略のない風見鶏アメリカの言う通りに動いては道を誤る。
日本はロシアと対立する必要はどこにもない。
ロシアと日本の友好関係はアメリカのためにもなる。
その方が中国にも正しいメッセージを送ることになる。
日本の現自民党政権はかなりしたたかな外交を展開していると思う。
米国に正しいメッセージを発信しましょう。