石原慎太郎東京都知事
by KEI
東京都知事選、石原減都知事が圧勝。東国原、渡辺両候補も魅力的な人材ではありましたけど石原慎太郎さんには歯が立ちませんでした。民主党惨敗。政権与党が首都決戦に独自候補を立てられないとは”想定外”。
この強さの秘密は「歯に衣着せぬ明快な発言」。時には記者会見でつまらぬ質問をする記者に「何言ってんだ、馬鹿なことういうんじゃないよ」としかり飛ばす。尖閣や竹島などの領土問題でも「中国や韓国の主張は全く根拠もない。いい加減にしろ!」大多数の日本人が思っていることをずばずば云うからでしょうね。
面白いのは都知事の発言に中国も韓国も何も反論しない。云ってもだめだと思っているから。
他の政治家がそんなことを言おうものなら即座に噛みついてくる。噛みつけば謝罪するから。
おかしいのはマスコミ。中国や韓国と同じ反応をする。都知事の発言は非難しないが、その他の政治家の場合は即座に問題視する。
どちらも相手が弱いと思うとカサにかかって攻めてくるチンピラヤクザ系なのかな?
有権者はそれに動じない石原慎太郎氏に”男性的な頼りがい”をるんでしょうね。もう一つの特徴は”知性派”と目されること。石原氏が作家でもあるということ。日本人は作家に感性を伴う知性を感じる。選挙に強いはずです。
でも当選報道でインタビューに登場した知事を見ると「お年を召されたなぁー」というのが正直な感想。本当にやめるつもりだったんでしょうね。健康にお気を付けください。