消費税増税論の不可思議

消費税増税判断のタイムリミットが迫ってきた。政府は有識者をかき集めて意見を聞いて調整しようとしている。
この有識者たち殆どが「増税賛成論者」のようだ。口々に「社会保障と一体改革で進めてきた議論だから」「財政再建のためには増税やむなしと思う」

ええ、ええそれはそうでしょうとも。おっしゃっていることが分からないわけでは有りません。
それで増税と一体のはずの『社会保障改革』『行財政改革』これらに「増税と一体改革」と言えるほどの改革案は立てられているのでしょうか?見るところ根本的な対策・改革案などどこにもないのでは。

こんな状態で口先だけで「一体改革の一翼だから消費税増税に賛成します」という有識者の皆さんはやはり『財務省』のお先棒?

「改革案は時間がかかる」から増税を先になんて寝ぼけたこと言ってると橋本政権の二の舞。
ここは腹をくくって、「景気が本格的に回復するまで消費税増税は先送り」です。
そして「社会保障改革」「行財政改革」による歳出削減の先行実施が出来るまで1年ずつ先送りするでよろしいのでは。
足りない分はどうする?そりゃあ国債でしょう?

これからは利益を上げた「企業が国債を買えば減税する」という方法で国債市場を守るのはどうでしょうか?

コメント(2)

  1. 年金暮らし

    阿部ちゃんも自分の強い意志と信念でよう決めんのよね~。

    総理大臣は己の信じることを断行出来る人であって欲しいわ!

    返信
    • KEI

      公務員の年金は、庶民より上乗せ、所得による減額無し、昔は退職前に年金額をあげるための給与引き上げなんてこともやってましたが、今はどうなんでしょう。

      この理不尽な公務員優遇年金制度は解消されたんでしょうか?

      不当な差別に反対します。

      こうなりゃ「消費税増税は公務員だけにしろ!」

      返信

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