判事が法の是非を云々するのか?最高裁判事が憲法判断?

いや実に驚いた!最高裁判事が憲法改正に反対表明。
正確にはNHKの見出しは「最高裁判事 集団自衛権巡る憲法解釈に言及」というものだが、この発言をした山本庸幸判事は会見で次のように述べた。

「今の憲法の下で半世紀以上議論され、維持されてきた憲法解釈であり、私自身としては見直すことは難しいと思っている」

つまり憲法解釈の問題ではなく、その『解釈の見直し』という政治判断に反対したということです。
『解釈の見直し』に反対するということは、『憲法の改正もしくは維持』についても賛成または反対を表明することに等しく司法の制度上著しく不適切な発言。
法に基づいて判決を下す裁判官がいちいち「各法について妥当であるとか妥当でないと言及する」ようなもので立法府の領分に踏み込んだもの。

最高裁判事が『裁判』で憲法解釈の妥当性を議論することはあっても、それは政治的判断ではなく、あくまで憲法や法律の条文に基づいて合法・違法を判断する「法解釈」をするものです。

司法関係に左寄りの方が多くまるで韓国の裁判のように恣意的な判決が多いのは承知していますが、テレビで最高裁判事が憲法判断となると、これではまるで韓国の無法裁判・判決そこのけの「愚かな司法」まるだしです。
実際この最高裁判事がテレビで薄ら笑いを浮かべながら会見する姿を見たとき「韓国人の裁判官の映像」と思ったほどです。

NHKはどうやらこの方の発言を憲法改正と集団的自衛権の行使に反対する立場で利用しているようですが、判事とNHKの双方共に見識のなさをさらけ出したとしか思えません。

この最高裁判事は即刻罷免されるべきだと思いますがいかが?

コメント(2)

  1. 好々爺

    「今の憲法は半世紀以上にわたって維持されてきたので解釈を見直すことは難しい」

    だから「見直すのではなく憲法を変えるのが適当である」と言おうとしたのではないかと私は解釈していましたよ。

    返信
    • KEI

      その解釈はどうでしょうか? 確かに彼は、
      「見直すのであれば、憲法9条を改正することがより適切だが、最終的には国会や国民が判断することだ」と述べています。

      しかし「最終的には国会や国民が判断すること」に、最高裁判事があえて自分の政治的判断を口にするというのは不遜な挑発に聞こえます。

      「我々(国民)が憲法9条は変えさせないよ」とうそぶいているように聞こえます。

      返信

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