0増5減区割り反対の民主党は解党すべきです
「0増5減で選挙区割りを見直す公職選挙法改正案」に反対する民主党って何なんだ?自分たちが決めた法案じゃないのか?
一票の格差是正判決を受けて、とりあえず定数を増やさず少人数の選挙区(つまり田舎)の議員を5名減らす「0増5減」。
昨年11月16日の国会で自・公・民の賛成で可決している。
その民主党が「0増5減」の区割り改定案に反対しているのは理解できない。
民主党の言い分は「人口の変動で、0増5減だけでは現在すでに一票の格差2.0倍の是正にはならない」
民主党(細野幹事長)の言い分はこの方の政治家としての限界を感じさせられます。
与党時代の失敗も野党時代の批判も全く身についていないのではないでしょうか。
まず2.0倍が違憲判断の基準というのはいつ確定したのでしょうか?
常に現時点の人口構成を基準とするなら、常に選挙直前にしか定数を決められないことになりま素がそれでいいのですか?
本当に一票の格差をなくすとはどういう結果をもたらすか考えたことがおありですか?
このままでは時間切れで参議院選挙も違憲状態で実施され更なる混乱を招きます。
参議院選挙前に何らかの是正を実施する必要があるのは明らかなはず。
参院選の後でさらなる改正を模索すべきです。
この法案に対する民主党の行動で民主党は救いようのない政党である事を改めて認識しました。
いたずらに時間稼ぎをする意味は民主党にはもうありません。
とにもかくにも、昨年自らが成立させた「0増5減」を実施することが民主党の最後の仕事だと思います。