日本沈没?日本難民計画

by 小松右京

今回の大震災は小松左京氏の「日本沈没」をほうふつとさせる。
壊滅的な打撃を受けた東北地方は行き場のない避難民があふれている。
この事態は当分の間は日を追うごとに悪化するのは目に見えている。
想定外の被害に原発は損壊を拡大している現状に、最悪の事態を憂慮しなくてはならない状況。
政府の対策は目を覆うばかりの混乱ぶりで、明確な指針が出ているようには見えない。
マスコミは次々と新しい災害映像を流すばかりで不安をあおるだけ。
一体誰がそしてどの部署が全体像を把握して対策を練っているのか明確になっていないように見えます。

誰が対策を決定しているのか知りませんが、
避難民を避難場所に集めて物資を送るより、”30万人以上と言われている避難民を、一刻も早く、被害を受けていない中部・西日本に移動させる”。
そのための協議を、受け入れ可能な自治体と早急に開始すること。
そして無事な府県に1~2万人ずつ移動してもらい命をつなぐ。
その間にインフラ回復に全力を挙げる。
受け入れ自治体は住民に協力を仰ぎ救済に全力を尽くす。

被災地にものすごい労力を投じて物資を送るよりこの方が絶対に効果があるはず。
早く早く! ことは一刻を争う。
まず本当の意味での被災者の安全避難を実施することではないでしょうか。

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