正恩君と近平君のチキンレース

北朝鮮の金正恩君が今朝「アメリカ本土攻撃計画に署名した」というニュースが流れてます。
経験も実力もない若者が懸命に「虚勢を張る」姿は見ていて痛々しい。
だが世の中はこんな気の小さい若者の虚勢が思わぬ悲しい事件を引き起こしてきたのも事実。

署名したということが「攻撃せよ」ということなのか「いつでも攻撃できるように準備しろ」ということなのかその点がよくわからないけれど、次々と脅迫をエスカレートさせるチキンレースはアメリカに本気で対応せざるえない状況をしいています。
より近い日本は、米韓よりはるかに緊迫した状態で、万全の体制、必要とあれば先制攻撃も辞さない覚悟が必要です。

この状況を意外と平然と見ている国がいます。言わずと知れた中国です。
正恩君が喧嘩腰で突っ張っているあいだ、習近平君は悠々と外遊中。北朝鮮のことなど眼中にないような顔してる。何を考えている?

一つの可能性は、本当に北朝鮮を見はなし北朝鮮の暴発と崩壊を覚悟した可能性。
お隣に核兵器を持った乱暴者がいたら気が気じゃなくて夜も眠れない。消えてもらおう。消すのは米国(と日本)にやらせて責任を押し付ける。崩壊後の処理もできるだけ日米に押し付ける。だがこの作戦の欠点は大量の難民が中国に押し寄せてくること。

もう一つは北朝鮮との出来レースで、先制攻撃を避けたい民主国家相手に北朝鮮は限りなくチキンレースを繰り広げ危機感を煽る。
最終段階になると米国は攻撃前に事前に中国に通知をせざるを得ない。
そこで近平君が「おっとり刀で腰を上げ正恩君を説得してみせ」て中国の力を世界に見せつける。
当然近平君は正恩君の意を汲んで「北と米の話し合いの場」くらいは設けるだろう。

まだ駆け出しの近平君はおそらく二番目の作戦をとるだろうけど、若者達、大人をなめちゃいかんよ!
特に近平君、中国の歴史は官僚の堕落と腐敗の歴史。戦争が始まれば司令官や下士官が逃げるから常に負ける。
その上を行くのが朝鮮で統率もなにもなく恨みで行動するからすぐ仲間同士が争いを起こし悲惨な殺し合いを繰り返す。

そんな北朝鮮を正恩君が完璧にコントロールできるかどうか実に危険なギャンブル。
さらにそんな正恩君を近平君がコントロールできず、北と中国で争うことになるかもしれない。

日本はそれを一番期待してイルンダケドネ。

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