NY上院 「慰安婦は人道への罪」と日本非難
産経新聞【ニューヨーク=黒沢潤】
/////__ ニューヨーク州上院は29日、日本の戦時中の慰安婦の問題は「人道に対する罪」だと指摘する決議案を採択した。
決議案は、アジアや太平洋の島々で約20万人の若い女性が「慰安婦システム」に従事させられたと指摘、事実上、日本を非難する内容となっている。決議案を提出したトニー・アベラ上院議員は「人権侵害は正されなければならない」と強調した。__/////
あいも変わらず韓国は「日本破壊」のロビー活動を活発に行い、今度はNY上院に「慰安婦問題」で日本非難の決議を出させました。
最近の論調は、証拠のない「日本軍の強制」という部分を抜きにした非難に変化してきましたが、「日本軍の強制」がなければ、日本を非難する根拠はなくなっているはずです。
米軍・GHQは日本占領時、日本に対し強制的に米兵相手の慰安所の設置を求めました。
こちらはあくまでも米軍の関与のもとに行われたもので、この事実を考えれば、米国こそ「従軍慰安婦」の加害者です。
韓国は偏執的な執拗さで「日本をおとしめる」ために、このたぐいの問題に敏感な先進諸国に「慰安婦問題」を焚きつけています。
「従軍慰安婦」と言われるものは、軍人相手に性を提供する売春婦で、どこの国の軍隊でも、「軍人が一般人に性被害を与えないように」という目的で設けられたものです。
先のGHQもその目的で日本政府に設立を要請したものです。
一方「慰安婦(売春婦」はどこの国にも存在し、需要があれば民間業者が先をあらそって「慰安所」を作るものなのです。
つい最近ユーチューブで話題になりましたが、韓国では自ら持ち出した「慰安婦問題」の煽りを食って「売春婦の取締を強化」しましたが、反対に「慰安婦(売春婦)」が、自由に商売をさせろと、裸同然の姿と顔を隠すための化物のようなメイクでデモを繰り広げました。
軍の強制も拉致もない「韓国の主張する従軍慰安婦」の問題で日本を非難するのなら、日本だけでなく世界中の国が、そして当然韓国自体も非難の対象に入るもので、日本だけを加害者にしようとする韓国のプロパガンダは「最低最悪の日本攻撃」です。
この問題で日本政府は毅然とした態度で韓国とアメリカに抗議するべきです。
韓国の要請で「慰安婦像」を立てさせたアメリカの市長たちを名誉毀損で訴えるべきです。
(国対国の問題で訴訟が成り立つのかどうかしりませんが)あらゆる手段を用いて韓国の「日本文化の破壊・日本攻撃」を世界に訴えていくべきです。
歴史認識問題を解決しなければ正常な国交は結べません。
韓国がこの問題に歴史から目をそらしたまま固執するなら、日本は韓国との外交・経済を敵対国として対処するべきです。
経済的損失は取り戻せますが、失われた信用と破壊された文化は取り戻すことができません。
日本政府は断固たる態度で韓国に臨まなければなりません。
しかしこの「人道の罪」とは、東京裁判で戦勝国が敗戦国日本を一方的に断罪するために用いた「理由なき罪」であり、「戦争における人道の罪」に値するのは、一般国民を殺戮する目的で「原爆投下と東京大空襲」をおこなった「アメリカ」にこそ冠される言葉なのです。
このことをアメリカとよく話し合う場を作る必要があります。