中国に傾斜する韓国?そんなはずはない!
先日、日本の靖国神社に放火した中国人を、日韓犯罪人引渡し条約に反し「政治犯である」と日本ではなく中国に引き渡した韓国。
そのことを踏まえて「韓国は中国に屈服した」という社説を掲げる報道がありますがこれは大きな間違いです。
中国も韓国に引渡しを要請していたのは事実ですが、韓国がそれに同調したのは別に中国に屈服したからではありません。
韓国は、一貫して日本を貶める「悔日政策」をとっていますが、今回もその一環に過ぎないのです。《大韓帝国マンザイ》
第二次世界大戦前なら、武力攻撃を恐れ韓国は常に強い方にへつらう外交方針を取ったでしょうが、21世紀の今武力攻撃をしてくるのは「北朝鮮」くらいのものです。
中国は居丈高に「恫喝」してみせますが、大言壮語しながら自国の軍隊が弱いことは中国自身が骨身にしみて知っています。
1979年、大量虐殺で知られるカンボジア・ポルポト政権を支持していた中国は、ポルポト政権を打倒したベトナムに対し、「懲罰を加える」と高飛車にベトナムに侵攻しましたが、戦力的に大きな優位を持ちながら多大な損害を出し1ヶ月も持たず撤退しました。(負けたくせに「勝利した」と発表)
その後軍備を整え1984年に再度ベトナムに侵攻し、現在までベトナムの一部を占拠していますがそれ以上の侵略は今のところ進めていません。
チベットのように武器も持たない民族は容赦なく侵略する中国ですが、武力反撃を受ける恐れのある地域で本当に武力侵攻するかどうかというと、圧倒的に優位な戦力を持たない限りありえないような気がします。
ですから、中国の武力侵攻がありえない状況下で、現在の韓国がかつてのように中国に対し臣下の礼を取るような「へつらい外交」をするかというと、これもまたありえません。
この両国は狼と狐のようなものです。
狼:中国は狡猾な狐:韓国人を軽蔑しています。
狐:韓国は横暴な狼:中国を恐れながらも自分が一番頭がいいと思っていて(願っていて?)カゲでは馬鹿にしています。
狼:中国も狐:韓国もともに、隣国と強調して手を携え友好を結べるような国ではありません。
現在は、ともに経済発展の時を迎え相手を利用して自国の利益を図ろうとしているだけです。
特に日本に対しては「歴史認識問題」を持ち出して日本を利用しようとしていますから、その部分で共通の利害関係にあり連携しようと画策していますが、真の連携はありえません。
日本は中国と韓国が手を組むことを恐れるあまり、どちらにも同じような距離感を持って関係改善を図ろうとしては道を誤ります。
歴史認識問題でよりナーバスな問題を持ち出す韓国と徹底的に論争し対峙するべきなのです。
韓国経済は一部グローバル企業の業績が突出しているだけで非常に脆弱なのです。
この機会を逃せば日韓の「歴史認識問題」を解決する時期を永久に失することになります。
経済破綻しそうになれば日本に泣きついてくる韓国は、少し韓国経済が強くなったとみるやたちまち「歴史認識問題」「従軍慰安婦」を再び持ち出し日本を罵倒し始めました。日本領・竹島の領有権を主張し始めました。
一昔前なら当然戦争になってもおかしくない状況を韓国は平然と生み出しています。
日本は韓国と手を切らなければなりません。
韓国を「日本に敵対する国家」とはっきり認識すべきです。
その認識のもとで日韓関係を見直すべきなのです。
そうすることによってしか、北東アジアの将来を安定させる方法がないことを知るべきです。
中国は、日本にとって歴史的なつながりの深い国です。
両国(中国は地域ですが)とも、長い歴史と世界に誇る文化を生み出した国と地域です。
共産党独裁体制はいずれ淘汰されるはずですから、その時中国が混乱なく体制変換できるよう、世界と協調して対応する体制を準備するべきです。