アベノミクスと天皇制
「経済再生こそが日本を救う」
「円高是正、株の値上がりこそ景気回復の鍵」
この単純なことを今回の衆議院選挙の争点にしたのは自民党だけでした。
選挙報道で「脱原発」「消費税増税反対」「TPP反対」が争点だと雁首並べて同じようなテーマで報道し続けたマスコミは、自民党大勝の結果を見て「民主党の失政と乱立した第三極による『タナボタ勝利』と決め付けていました。
いまやっとマスコミも自民党大勝の本質に気がついて、「自民党・安倍政権に期待する」などともてはやし始めました。
実に情けない姿です。
そう考えると「明確に意識していた」かどうかは別として、国民はマスコミに惑わされず本能的に本質を把握していたということです。
日本国民もなかなか捨てたものではありません。
経済の次に考えなければいけない問題は「天皇制」を維持するための議論です。
民主:左翼政権による有識者への諮問は実にいい加減な理由のわからない結論を提出しましたが、「天皇制」こそ日本の歴史を形作ってきた根幹です。
天皇制は日本の国家・国土そのものです。
世界が注目し続ける「日本ブランド」、日本の文化、日本の技術、日本の国民性は「天皇制」が生み出したものと言えます。
アベノミクスは「男系天皇による皇室の維持」という重要なテーマを含んでいるものと期待します。