自民圧勝
NETで「未来の党は40%の支持を受けている。報道でそのことを伝えないメディアはマスゴミだ」と繰り返しツイートが流れていましたが、結果はあっけなかったですね。
今回の選挙でツイッターが「特定の勢力の政治活動の場になっていた」ことが明らかになったようです。
40%の支持を受けていたはずの「日本未来の党」は選挙前の議席数61から9議席へと大きく後退しました。
ツイッターでは「操作された捏造選挙だ!」「日本は北朝鮮もびっくりの官製謀略国家だ」などというツイートを流す方もおられますが、現実を見ず自分の考えと違う結果が出ると「陰謀だ」などと騒ぐのは韓国人・中国人の常套手段のかと思ってたら日本人(?)にもいるんですね。
しかし自民党の圧勝を受けてマスコミは
「民主党の失敗を受けて消去法的に選ばれた」
「第三極が乱立して足の引っ張り合いで自民党が漁夫の利を得た」
といった評価をしているところが多いようです。
確かにそのような側面はあるかもしれませんが、これも先ほどの「陰謀説」を唱えるツイッター発言と同レベルの(確信犯的)勘違い論説です。
マスコミも第三極も「脱原発」「消費税」「TPP」を選挙の争点にならぬ問題を争点として取り上げ公約化しました。この時点で民意からずれていたのです。
必要な政策論争は景気対策と社会保障対策と国防だったのです。
この点で他の党と違って、的を得た具体的対策を主張したのが自民党だけだったということなのです。
「現実に即して民意を捉えていたのは自民党だけだった」ということが今回の選挙結果になったのだと思います。
これから国民は大勝した自民党の政策を見守っていかなければなりません。
日銀法改正を含む金融政策、財政政策による円高是正による『国際競争力の回復』。そしてTPP参加交渉と個別FTA・EPAによる輸出振興。そこから基幹輸出産業の復活による内需換気と雇用創出。
それが景気回復、脱デフレの唯一の道なのです。
その上で、国力回復による税収増と社会保障の一体改革を図る。そして憲法見直し・防衛体制の強化により日米の絆を深める。すしながら中国・韓国との歴史問題の解決に取り組みましょう。
早急に取り組むべきは、民主党政権が放置した「円高」是正です。
安倍政権の取り組みを見守っていきましょう。