また新党かよ!嘉田由紀子「未来の党」
嘉田由紀子滋賀県知事が「卒原発」を旗印に新党「未来の党」を結成。本人は知事職のまま代表を務める。政治家の政治家による政治家のための「国民不在」の政治ゲーム。
小沢氏の「国民の生活が第一」と河村たかし・亀井静香氏の「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(長い!)が合流し、「緑の風」は衆議院議員のみ参加する変則的な形で連携。
嘉田氏は「橋下さんに失望したから」と言ってるようですが、この仕掛け人は小沢氏でしょ?
「維新の会」との連携を見込んで「子供たち」を引き連れ民主党を離党したものの、石原氏にはねつけられ窮余の策として、女性を前面に押し立てた「新党に雲隠れ」戦術。
しかしいくら急とはいえ昨日今日の仕事でこんなことは出来ません。
民主党を離党したときから万が一に備えて準備していたんでしょう。
このあたりはさすがに百戦錬磨、政界の闇将軍です。
昨日表明してすぐ三つの政党が合流・連携。 擁立する候補者は100人規模を目指し、すでに70名以上確定。
その中には菅原文太・坂本龍一といった大物芸能人が賛同していて、「立候補するかもしれない」というこの際立つ手際のよさはどうなっているのでしょう。
ひょっとして嘉田氏が本当の仕掛け人・フィクサーなのか? としたらこれは「相当のやり手」であることは間違いない。
しかしこのように「脱原発」のみで手を組むこと、それも「段階的に原発依存から脱却する”卒原発”」と、政策的には自民や維新と「代わり映えしない単一政策」だけで政党が出来るとは想像もしませんでした。
これで当選人が多数出たら、次回選挙から選挙模様が様変わりしますね。
ぎりぎりまで伏せておいたサプライズを選挙前に打ち上げて、国民受けする単純極まりない政策であぶれ議員を集めて選挙を戦う。
でも・・・・まともな政治家・政党が育つのかな? これは政治か?