衆院戦の素人予想
政党乱立。 「選択肢が増えればいい」ってもんじゃありません!
「政策の違いを問う」マスコミが取り上げるのは「消費税」「TPP」「原発」だけ。
これって極論すれば全て「経済問題」でしょう? そんなに差が出るわけがない。
政策に大きな争点がないから、乱立する政党間で「小異を捨てて大同につく」と政策さえもないがしろにされてる。
こんな政党乱立選挙で弱小政党同士が足の引っ張り合い。
気の毒なのが「小沢ガールズ」ともてはやされた女性議員達。
おじさんたちに翻弄されて「やはり女性は・・・」なんて言われそうです。
国会で離党する男性議員の前に立ちはだかって「行かないで!」とメロドラマみたいな愁嘆場を披露した民主党の田中絵美子氏は、石川県から東京15区へ”国替え”。「国民の生活が第一」の東祥三幹事長(61)の刺客として送り込まれる。
その「国民の生活が第一」の三宅雪子議員は前回の自民党・福田首相への刺客に引き続き、今回は民主党・野田佳彦首相(55)の地元千葉4区に送り込まれます。
この三宅議員は、国会で「自民党の甘利議員に押し倒された」と主張し、その時に痛めたという「足にぐるぐる包帯を巻いて松葉杖で登場」し、階段を降りられないと「党友にオンブされて投票壇から降りる」あの「痛々しい」いや「イタイ」映像の見事な大根役者ぶりが今でもまぶたに浮かびます。
福田衣里子氏は解散直後に民主に別れを告げ「みどりの風」へ入党。
政治のセの字も知らずに民主党に担がれて議員バッヂをつけたが彼女も「デタラメマニフェスト」に騙された一人かも。
でも離党するならもっと早く決断するべきでした。
石原さんと手を結んだ橋下「維新の会」は迷走中。
このまま政策を訂正し続けると身動き取れなくなりそうです。
自民党も総裁選の熱が冷めて少々翳りが。
まるで既に政権を取ったかのような「緩んだ空気」を安倍さんは感じ取れているんでしょうか。
民主党は、離党者が出てかえって引き締まったみたい。
解散を決断して吹っ切れた感のある野田総理の存在感が増して意外と善戦しそうな雰囲気です。
共産党の議員が「民主にはもう懲りた。かと言って自民には戻りたくない。ならばぜひ共産党へ」と言ってましたがそうはいかないでしょう。
結局、弱小政党の足の引っ張り合いで「自民と民主の一騎打ち」でしょうか。
しかし、自民党が過半数取れなければ「政界再編でまた一モメ」は勘弁してほしいですね。