革命戦士のなれの果て
≪BY KEI》
【産経新聞 2012.10.16】
≪生活保護費の不正受給で中核派活動家を逮捕。
大阪府警は大阪府高槻市富田町の山本平(たいら)(49)と妻の淳子(51)容疑者を詐欺容疑で逮捕。
山本容疑者は「うつ病で就労できない」と平成6年から生活保護を受給。
しかし平成9年以降、ハワイやニューカレドニアなどに29回も海外旅行に出かけいる。最近も繰り返し石垣島などにスキューバダイビングに出かけていた。
直接の逮捕容疑は「平成18年12月~23年10月にかけ、交通事故で支払われた保険金などを申告せず、減額されるはずの生活保護費87万円を不正に受け取った」というものだが、この他にも、ある病院の債権による利息収入を得ており、大阪府警はこの病院など関係先を捜査中》
なんだこれ!前進社を拠点とする「中核派」
「革命的共産主義者同盟全国委員会:中核派」は、時代錯誤の共産革命を志向する「愚かで狂信的集団」だとしても、その根本的な動機だけは「人民の幸福追求」だろうと信じていたのだが、もうそんな革命家としての自負・理想さえも腐り果てているのか!
仮病を使い、「労働者」の権利と称し恥ずかしげもなく生活保護を不正受給して海外旅行やスキューバダイビングに現(うつつ)を抜かす。
こんな夫婦が革命家であるはずもない。理想を語ることなど許されぬ「薄汚れた詐欺師」だ。
「反日活動を得々と行いマスコミをにぎわす『市民活動家』は、こんな人たちで成り立っているのではないか?」という疑いを持たれてもしょうがない、情けない「革命戦士のなれの果て」は、左翼人権主義を標榜する人間の醜い一面をさらけ出し我々を憂鬱にさせる。