妖怪・コシイシ 幹事長続投?
《BY KEI》
民主党内の「脱原発推進議員」に押されて、危うく「30年代に原発全廃」を打ち出しそうになった野田総理。あわてて修正はしたものの何やら閣内の動静が不可解な民主党と野田総理。
今度は入れ替えを予定していた輿石幹事長に続投を求めた。
妖怪コシイシに幹事長を依頼したと言う事は「党内融和」をはかり「解散」は出来るだけ先に延ばしして「任期一杯政権を担当する」方針を決定したということ。
さらに、「解散せずに任期内で自公と連立政権を模索する」ということなのでしょう。
確かに、肩透かしを食った「維新の会」は来年秋まで選挙が無ければどうなるか判らない。自民党にもまんざら悪い話ではない。
しかし今の日本は一つ間違えれば大東亜戦争前の四面楚歌状況に陥りかねない。
もう政局はうんざりなのだが、正体不明の「維新の党」の躍進は民主党政権の悪夢を繰り返すかもしれない。いや間違いなくそうなる。
かといって選挙をしなければ今の民主党という政権を盗る為の野合政党は整理できない。
出のだ総理は、民主党を分裂させて左派勢力を追い出し、「衆議院で過半数を割り政界再編」
「選挙なしで自民と新生民主党で連立若しくは合併して新政権与党を作る」というのが一番いい方法だと思います。
ですから、党内融和と選挙回避の一石二鳥を狙う「左翼妖怪コシイシ続投」は、野合民主党のまま自民と連携も出来ず、そのため解散も余儀なくされる愚策。
「脱原発」に続く野田総理の判断ミス。どうしちゃったのかなあ野田総理。
「私心はまったくありません」と言われるが、「民主党維持延命」は政治的「私心」ではありませんか?