日本政治の進む道

≪BY kEI≫

中国が時代錯誤の侵略行為を繰り返す中、日本は今後どうするのか?
残念ながら民主党の野田総理からも、自民党総裁候補からも具体的な方針はあまり語られていない。これでいいのか?

野田総理は国連総会で日本の主張を演説する予定のようです。大いに期待します。

しかし残念がら民主党の外交政策は、非現実夢想主義者・鳩山、左翼反日思想家・菅という2人の民主党総理によって崩壊状態です。
今回の民主党首選でも、野田総理以外の候補は「民主党の原点に立ち返る」などと「ピントのずれた」主張をしています。

自分たちの「マニフェストが実行不能の画餅」であったが故に民主党が自壊したした事にまだに気付いていないこの人達は党を離脱するべきです。
小沢氏の「国民の生活第一」に移籍すればよろしい。

野田総理に日本外交再構築の能力と見識はあると思ってます。日本の総理として野田総理が一番ふさわしいと思います。しかし、今のままの「民主・野合政党」にあってはその能力を発揮できないでしょう。
原発政策にしても党内融和の為に腐心を強いられブレるようでは、日本の進路を誤ってしまいます。
やはり政界再編を真剣に検討しなければならないと思います。

共産党や社民党は存在意義はもうありません。イデオロギー闘争が終焉したいま、彼らの政策主張は「国民の生活が第一」という小沢新党となんら変わるものはありません。
「国民の生活が一番大事」というのは思想でもなんでもありません。小沢氏新党に国家観はありません。国家の存続よりも「国民の生活を優先する」というのが彼らの主張です。

果たしてそのようなことが可能なのでしょうか?
「国境なき世界」 理念・理想としては美しいものです。鳩山氏の考えはこれを主張しています。
共産主義・社会主義も目標としては同じでした。「共産主義一党支配の元で世界は理想の社会に生まれ変わる」 多いなる幻想でした。

共産主義国家は対外侵略、国内弾圧を正当化し、スターリンも毛沢東もポルポトも自国民を大虐殺しました。なぜでしょうか?

唯物主義を基礎にした思想は、必然的に「人間の命を最高の価値とみる」という結論に行きつきます。
「国民の生活が第一」という主張も、イデオロギーに発したものではありませんが同じ価値観を持つものです。
残念ながらこの薄っぺらな価値観は、一人ひとりの人間が自我に振り回されている社会では、皆口には出しませんが、容易に「自分の命が最も大事」という結論に落ち着きます。
この人間のエゴの暴走が大虐殺を引き起こしたのです。

公明党はどうでしょう?日蓮正宗という法華経信者の在家団体ですが、彼らの唯一の目的は「現世利益」です。彼らの宗教活動の根本原理はここにあります。
「国民の生活が第一」という主張と全く同じだといってもいいのです。

彼らは信者の「現世利益」を実現するために「政治団体・公明党」をつくり、政治を自分たちの現世利益の道具にしています。
ここまでくれば、宗教団体の名を借りたエゴむき出しの互助会のようなものです。共産主義・イデオロギー信者となんら変わるところはありません。彼らにも国家観はありません。

現実の世界が一つの国家であるなら「国民の生活が第一」は政策たりえるでしょう。偏狭ではありますが思想と呼んでもいいかもしれません。
残念ながら世界はそのような状況にはありません。実現に程遠い、不可能に思える目標です。必要であるかどうかすら考察が必要です。
単に「国民の命・生活が一番」というのは、本質を見失ったエゴの叫びを、政治家が利用するポピュリズムでしかありません。

今日本に必要なのは、「国民の命、生活を守るためにこの国をどうするか」ということです。
外交、経済、教育、政治体制、社会保障をどうするか具体的な方針であり、もっと重要なのは「世界観(国家観・人生観)」を踏まえた「国家の理念」です。日本国憲法です。
「事実に基づく正しい歴史認識」を踏まえた日本国憲法を作る事が不可欠です。

国家の運営も企業の運営も似たようなものでしょう。
どのような企業であれ「理念」とそれに基づく「運営方針」がなければ成り立ちません。

自民党・民主党・立ち上がれ日本・みんなの党の皆さん、
日本人が誇りを持って生きられるよう政界再編をお願いします。
(早々と公明党と手を組んだ「維新の会」は、まだ得体が知れませんが、日本再生お願いします)

 

 

 

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