野田総理は坐して待て
≪BY KEI≫
野田総理に3党合意を修正させようと躍起になっている小沢氏だが、本音は民主党を出たくないんでしょうね。しかしこれまで「数の力」で政敵を屈服させてきた小沢氏にとって、信念を曲げない野田総理は対処できない相手。
反対票を投じ、今度は「参院で可決されたら重い決断をしなければならない」とさらに離党へと自分の首を絞めている。
野田総理は動く必要は無い。消費税増税法案を参院で採決後に小沢グループが離党するのを待てばよいのです。そこで離党しなければ、あらためて小沢グループの議員達に働きかけ切り崩したうえで処分を決定すればよろしいのでは?
小沢氏は完全に野田総理を読み違えた。しかし自民党も公明党も読み違えている。解散総選挙であれ大連立であれ、当面野田総理を政界の中心に置いて考えるべきでしょう。
そうでなければ「決められる政治」はたちまち雲散霧消、元の木阿弥の政局国会に舞い戻るでしょう。