大阪維新の会、国政に候補者400名?

by KEI

今や既存政党すべてが注目する大阪維新の会の動向ですが、橋下市長は国政参加に向けて随分意欲的な発言をしています。

橋下さんにお尋ねしたい「大阪維新の会は、自民や民主党と同じく国政を担う政党なのですか?」「それとも地域単位で自治を確立する為の地域政党なのですか?」

次回「400名の候補擁立」という限りは「全国区政党」を頭の中で描いているんでしょうね。大阪府知事、大阪市長のダブル選挙に大勝し、ご自分の「大阪都構想」を実現する為に「次は国政に」としゃにむに事を進めようとしておられますが、大いに危惧するところです。

依然ここで書きましたがhttp://www.uwabana.jp/zenkoku/?p=2749

”維新の会は”橋下氏の分身。 橋下氏のいる大阪という地域で活動してこそ成果を上げられる。”維新の会”という全国区の政党を作って拙速に国政選挙に臨めば、民主党の小沢チルドレンのような”中身も何もない政治家”が大量に出現します。小沢チルドレンはまだ”無知”那集団であったが、”維新の会”が生み出すのは「票欲しさに集まる薄汚い政治屋さんたちばかりになるでしょう」

橋下氏の行動力には大いに敬服しますが、それは「”大阪”という公務員が好き放題に操っていた出鱈目自治体」の”不正義を正す”戦い。弁護士出身の橋下氏には最も得意とする分野で戦ってきたからです。

これまでの戦いの中で、彼の国家観、歴史観、世界観というものは全く見えていません。
国政を担うとするならまずこれらの価値観を国民に表明しなければなりません。それをせず「無駄を省く、組織を整理する、公務員の規律を正す」という程度の方針で「国政に参加することは許されません。第二の民主党になるのが関の山。

これからマスコミは”維新の会”を持ち上げて選挙戦をあおるだろうな。
前回の選挙で民主党をあおり、出来もしないマニフェストをこれでもかと国民の前に披露し国民を欺き民主党政権を作ったのはマスコミ。
そのおかげで何もかも混乱してしまった。マスコミはまたぞろ同じように”維新の会”をもてはやし、国民が何もしなければ維新の会が政権与党になるかもしれない。

地方自治の中で地元密着政治家が地方行政の改革をするのは大いに結構。
だが、国家的視野を持たぬ政治家が国政に登場するのは恐ろしい話である。

わたしは、維新の会が今のままで国政に打って出ても絶対応援できない。

 

 

コメント(1)

  1. 大阪府民

    橋下さんが知事になってから、何かが変わったとか大阪が良くなったとか全く感じられないのは私だけでしょうか。

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