中国国債を買うな
ｂｙ ＫＥＩ
日本が中国国際を１００億ドル規模で購入する模様。
安住淳財務相は、「中国は日本国債をしており片側通行だ。双方向通行できるようにすることは一つの考え」と購入を検討する意向を明らかにしたが、そんなものなのか？。
ようするに、「野田佳彦首相の初訪中」に合わせて「手土産を持たせる」ということでしょう。
理由はいくらでもつけられる。
「戦略的互恵関係の深化」「両国関係の改善を図る」「間の経済連携を強化する」。
安住財務相は、「ファイナンス上の観点からも、（外交）関係の構築にも、メリットがある」と強調するが、中国政府が日本国債への投資を拡大するのは向こう側の都合。決して日本の為なんて思っていない。ため込んだ外貨のリスクを分散しているだけ。
それに日本が支払ったドルで彼らは「欧州の危機国の国債を購入」し欧州に恩を売るつもり。
日中間にそれほどの信頼関係が築けているのか？
繰り返し蒸し返す「歴史認識問題」の間違いを彼らが理解したのか？
領土問題を振りかざ中国の時代錯誤の覇権主義に異を唱えているのか？
日本は、両国間の友好を築く戦略的目標を明確にし、その目標を達成するために行動するべきです。その第一歩は「彼らの歴史認識の打破」です。
その中で「中国国債を購入」が必要ならそうするべきです。安住財務相がそのような戦略的観点を持っるとは思えません
「首相の訪中の手土産」的な感覚では、中国側は「臣下の礼をとって貢物を持ってきた」位にしか受けとらない。彼らに日本人の謙虚さや「相身互い」なんて感覚は理解できない。彼らから見れば「卑屈な日本人」としか受け止めないのです。
手土産なんか必要ない。向こうが用意してくれるなら受け取ればいい。その上で相応の返礼をすればいいのです。対米追従・土下座外交と非難するマスコミは、なぜこの民主党の中国へつらい外交になんのコメントもしないのでしょうか？
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