京都議定書延長問題
by KEI
南アフリカで開催されているCOP17で、京都議定書の延長を協議していますが、日本は細野環境相が「米国・中国が参加しないければ、参加国の排出量は世界の1/4以下。これでは温暖化ガス対策にならない。日本は京都議定所延長に反対であり、参加はしない」
久しぶりに日本の政治家の歯切れ良い発言を聞いたような気がします。
まあ野田総理の方針に沿っての発言でしょうけど「当たり前のことを堂々と述べる」日本政府は好ましいものですね。
一方テレビでは「COP17で日本は孤立」なんて相変わらず「日本たたき」「政権批判」で善人面していますがもう少し考えましょうよ。
日本は孤立なんてしていません。温暖化ガス削減に最も真面目に取り組んできました。義務を果たそうと懸命に取り組んできた日本が非難されるいわれはありません。
その上で、ここまで来ても米国も中国も排出規制を批准しないのであれば、京都議定書は廃棄し新たな取り組みをするしかありません。COPは非難するなら米・中・露を非難してください。
ユーロは「2020年までに中国が参加する」という折衷案を出してきましたが、こんな”空証文”は「ユーロ危機の対応に中国の資金が欲しいから」としか思えません。
カナダもロシアも参加しない制度に日本が参加する必要はありません。
しかし政治家はやはり見てくれも大事ですね。
細野さん毅然として実にカッコ良かった。
それにしてもかの”ルーピー”さんが発表した”日本の削減目標”どうなったんでしょう?