パッキャオ Vs マルケス
by パックマン
日曜日に生放送のあったパッキャオとマルケスの第3戦(ラバーマッチ?)。
過去2戦して、引き分けとパッキャオの辛勝。過去2戦のポイント差はわずか1ポイントという「どちらに転んでもおかしくない」試合。かつ双方の持ち味が十分出た面白い対戦だったから皆期待したんでしょうね。
「世紀の大一番」と注目を集め、ファンの期待は「ことごとく超一流の強豪をなぎ倒してきたパッキャオのKO勝利」だったようです。
しかしボクシングは相手との相性があるんですね。つくづくそう思います。
その上どちらも強打のテクニシャンで、対戦相手の出方によって何でも出来てしまう天才同士。今回の試合は残念ながらそれが裏目に出たというか、当然の結果というか「手の内を知り尽くした者同士が互いに相手の良さを消す試合運び」で盛り上がりのない試合になってしまいました。
ジャッジの判定も2:1のスプリットデシジョンで、敗れたマルケスの方は負けた気はしてないでしょう。これまでパッキャオ戦に執念を見せてきたがこれからも挑戦するかもしれないですね。
でも私は、これではっきり決着がついたと思います。3戦してパッキャオの2勝1分け。これでもう充分です。
マルケスは強い選手ですが「天才的カウンターパンチャーであるが故の試合運びと判定」で、「パッキャオに負けはしないけど勝てない」様な気がします。
でもあの「パッキャオに負けない」これだけでも超一流の証。それだけパッキャオもすごいということ。
でもちょっと気になるのはパッッキャオ。まだ32歳だけど少し衰えてきたのかな?
いやいや「相手のあること」次の試合を見なくちゃあわかりません。
「パッキャオが衰えた」と判ったらメイウェザーは戦うかもしれないですね。