共同通信のまやかし
ｂｙ ＫＥＩ
共同通信の配信記事の冒頭である。
「米国と中国がアジアの覇権をめぐり攻防を本格化させている。米国は超大国の地位を維持するために、中国に対する防波堤の役割を日本など同盟国・友好国との軍事協力に期待している。
日米関係強化に異論はないが、アジアの激変を乗り切るには対米一辺倒では無理だし、対中包囲網は中国との軍事的な緊張関係を固定化する。中国との良好な関係作りも同時に進めたい。」
”アジアの覇権”
目指しているのは中国とロシアだけである。
特に中国は果てしない軍拡にまい進し、チベットを侵略し南シナ海をわがものにせんと露骨に軍事基地化を進めている。海底油田の存在が噂されると日本の尖閣諸島まで自国領土と主張し始める始末。
”中国の防波堤の役割を日本に期待”
冷戦時代によく聞かされた言葉。アナクロニズムはなはだしい。中国の領土的野心には防波堤などではなく日本自身が立ち上がる必要がある。
”アジアの激変”とは一体なんのことを言ってるのだろう。こんなこけおどしの様な中身のない言葉は聞くに堪えない。があるとすれば中国が過信から軍事行動を起こす又は中国の崩壊以外考えられない。
そのアジアの激変を乗り越えるには”対米一辺倒では無理”。
このグローバル化したアジアで日本も中国も敵対しているわけではない。経済面では特に緊密に結びついている。対米一辺倒などというのはたわごとである。
”対中包囲網は軍事的緊張を固定化する”
軍事的緊張を作っているのは誰なのか？その結果の対中包囲網は正当な防衛手段である。
結局共同通信の言いたいことは「中国との良好な関係」をつくれという最後の言葉。それを言う為に見当外れの理由づけをしてみただけということか。
中国と真に良好な関係を作るに『「中国が”過った歴史認識”を改めるしかない』ことは誰もが判っていはず。未だに嘘の歴史を国民に教え込む反日教育を続けている国と、本当の信頼関係が築けるずがない。
その過てる対日歴史観を助長させたのが朝日新聞と共同通信。何をかいわんやである。
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