ギリシャ国民投票 金融破綻

By KEI

ギリシャが、EUの提案する財政緊縮政策を受け入れるかどうかを国民投票で決めるって言ってます。パパンドレウ首相の信任投票という形ですが、もし信認されなかったらどうなるんでしょう。
イエスかノーの国民投票より、野党を交えた政策論争を踏まえた総選挙の方が良いという声もありますが、今のギリシャでは50歩100歩でしょう。

ギリシャの債務を50%削減しようというユーロの合意も台無しになりかねない。

「もうこの情勢はこれ以上はギリシャに構っていられない。我が国もユーロ危機に協力を惜しまないなんてと言ってられない。なんとか自分の国だけでも救うように対策をとろう」

皆が我先にこう考え始めた時に世界は大混乱、恐慌ですね。

もうこうなれば「ギリシャのデフォルト・ハードランディング」前提で各国協議しなければならない時期に来てるように思います。G20結束してギリシャ以外の国を何とか救うしかないように思いますが、それでもどうすればいいんでしょうか?

でもギリシャ国民に「もう協力はできない、貴国は破綻します」と、今すぐ伝えることがひょっとして危機回避につながるかもしれない。

民主党の皆さん、野田総理、頑張って下さいね。
そうでないと日本でも早晩「取り付け騒ぎ」が起きます。

私だって「なけなしの預金」を下ろそうかと思っているくらいです。
(銀行さんはオーストラリアドル預金を進めます。自信があるんでしょうか?)

コメント(2)

  1. 無学識経験者

    チョット待て!

    外貨預金をした人を大勢知っていますが、儲けた人は知りません。

    銀行さんも証券会社も買ってもらって売ってもらっての手数料商売なので無責任に勧めますが、為替ほど得体の知れないものはありません。

    超円高の折、海外に行って使いまくって下さい。

    返信
  2. 無責任男

    首相の信任投票の結果がどうなっても、ギリシャ国民は財政を粉飾して世界を欺いてユーロの一員になったことを知っているので、たとえ国民投票になっても結果はイエスでしょう。

    既に破綻していた国の粉飾決算も見抜けずにギリシャをユーロのメンバーにした他の国にも責任があります。

    これほど格差のある国が集まって通貨を統合出来るのが不思議です。

    返信

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