陸山会事件 魔女裁判

BY KEI

陸山会事件で有罪判決が出ました。あまり興味はないのですが今日のTV番組「サンデーモーニング」で面白いやりとりがあったのでちょっとコメント。

政治資金規正法の違反で争われたこの裁判は、「検察の調書を採用しない」ということで注目を集めた。「と言う事は無罪か」と思ったら「有罪」。まあ厳しく適用すれば「政治資金報告書に記載する時期がずれた」ことだけでも有罪といえば有罪に出来る。

番組のコメンテーター佐高信さんともうお一人は「驚くべき裁判例を作ってしまった」と批判。
(そのあたりの理由は江川紹子さんの解説で)

ところが毎日新聞の主筆、岸井成格(シゲタダ)氏は「この裁判は画期的な判決」と真っ向からコメンテーターの意見を否定。
「裁判の判決は世間一般の常識に応えるべきで、今回の裁判は世間一般の疑問に踏み込んで裁判がなされた初めての例」とかなんとか。(スミマセン。このような風な事を言っておられたようですが録音しているわけではありませんので間違っているかもしれません。)

もしこれが本当なら、「裁判とは個別の裁判官の判断で、訴訟案件を超えて世論の求める興味本位の問題についても証拠もなく推論で判断を下せる」ものでいいと言うこと。

小沢氏の資金の動きに不可解な部分があるとは思いますし、擁護する立場にもありません。ですが今回の裁判は識者が集まって是非を検討してください。
これでは中世の魔女裁判そのものじゃないですか?岸井さん。

 

コメント(2)

  1. 若い女

    民主主義国家で証拠も無いのに人を罪に出来るとは驚きです。

    大岡越前(大山の金さん)でも驚くでしょうね!

    返信
  2. 若い女

    スミマセン遠山の金さんでした。

    返信

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