松本復興相辞任 マスコミが喜ぶだけ
by KEI
菅総理の就任要請を2度断り、3度目に「三顧の礼をもって迎えられた」松本復興相が「あっ」と言う間に辞任。岩手・宮城両県知事との会談での発言を批判されていやになったようですが、これも結局は現内閣総理大臣の2枚舌のとばっちりのようなもの。
確かに、随分乱暴な物言いで批判は受けるだろうし、「応接間に先に入って待ってろ」なんて「無茶言うなよ。難しい上司だな」とは思うのですが、あの程度の言葉使いは会社なんかだったら普通の上司と部下の会話程度。
麻生総理の時もいい間違い読み間違いを捉えて揚げ足を取ったマスコミ、ここで又同じ事を繰り返している。
あの偉そうなものの言い方に「テレビの前じゃ丁寧な言葉使ってるけど、現場では威張って命令口調なんだ。大臣だからやっぱりそうだよね」と実は内心で納得していました。宮城県知事の「国と自治体は対等」との言葉にも「それはそうだけど、大臣はやっぱり知事にとって会社の上司のようなものでは?」と言うのも正直な感想なのです。
言葉使いは悪かったけど、復興にかける意気込みは充分感じました。丁寧だけど何を言いたいのかよく判らない”ポピュリズム民主党議員”の中にあってはましなほうでしょう。
だからこそ、この程度で辞任するとはがっかりです。菅総理の責任はこの件についても重いです。本来なら総理が辞めていなければならないのに、その身代わりになったようなものですね。
(本当は松本龍大臣も今の内閣には辟易していたのかもしれません。最後にもう一度「嫌いな与野党」って言い捨てましたから)