消費税 10%になるの?
by KEI
消費税増税が少しずつですが違和感なく議論されるような空気になってきました。東日本大震災の復興に何十兆と云う資金が必要であり、国民みんながある程度の税負担をしなければと思っているその心理を利用しているんでしょうね。
ですけどね、元々民主党は「まず余分な支出を抑える。増税はそれから」といい、自らのバラマキマニフェストには「財政を見直せば財源はいくらでもあるんだ」と言ってましたよね。
財政の見直しは、全く意味のなかった「仕訳パフォーマンス」以外何をやってきたのでしょうか?確か「国家公務員の給与2割削減」と云ってたけど何故国家公務員だけなの?「人事院勧告ではなく労使交渉で給与を決める道筋をつけた」なんて言ってますが、労使交渉って誰と誰がするんですか?すっかり遠い話になってしまいましたが「不明な年金記録を全て洗い出しをする」と息まいていたあれ、今はどうなってるんですか?
思い起こせばいくらでも出てくる”民主党尻すぼみパフォーマンス政策”に少し話が横道にそれましたが、とにかく「増税は、抑えるべき支出を抑えてから」のはずです。
東北大震災のどさくさにまぎれて、震災による財源不足を盾に消費税増税を進めるようでは、またまたペテン師呼ばわりされます。
復興に必要な費用は復興債を当てるんでしょう。
消費税は”肥大化して、サラ金から金を借り、稼いでも稼いでも借金が膨らみ続けるような我が国の状態”を立て直すために使うんです。震災とは関係ないんです。
だから、先に「どこをどう変えて、税を何に使う」という政策の決定と説明が先です。
次々思いつきで政策提出するのはいいけどさ、一つ一つ責任を取りましょうね。
色々コメンテーター
2011年7月03日 8:28 PM不思議な事に、驚いた事に私の周りでも消費税率アップを容認する意見がうなぎのぼりに増えました。
6%、7%、8%と段階的に増やして10%を目指すというようなコンピューターのソフトや請求書などを何回もやり変えたりしないといけない案を出したりしないで、生活必需品を除いて10%とか、いっそのこと昔あった贅沢税でも復活させては?