ユダヤ、イスラム、キリスト教は歴史上、時に過激な紛争や戦争を宗教の名の下にくりひろげたのですが、仏教はそのようなことはほとんど無かったと思っていました。
日本では仏教の宗派間の争いがあったようですが、これはどうも宗教上の争いというより、権力や領地を争う人間が宗派を利用したもののような気がします。
ただ海外では、スリランカやミャンマーで、仏教徒とイスラム教徒との間で紛争が生じています。
特にミャンマーでは仏教の高僧がイスラム排除を煽っているようです。
仏教者であっても『身を守る戦いは』当然行わなければなりません。
しかしだからといって「闘争を煽る」のは間違っています。
仏教の最大の基本は、『苦』からの解脱です。そして、憎しみや怒りは『苦』です。
仏教徒は、自ら『苦』である憎しみや怒りを掻き立ててはならないのです。
イスラム教徒が襲ってきたら身を守る戦いはしなければなりません。
ですがが、その怒り・憎しみ・闘争心は、事後速やかに放下しなければなりません。
「イスラム教徒を排除しろ」と、「考え、口にし、行動する」ことは、仏教の大原則に反します。
つまりこのミャンマーの仏教僧はもうすでに仏教徒ではないということです。
自分の怒りや憎しみをコントロールできないこの方に仏教徒を名乗る資格はありません。
日本の仏教界は、これからネット情報下で劣化する日本人を救わなければなりません。
心して、仏教の真髄を説いていただきたいものです。
≪仏教他宗派を攻撃する創価学会は、日蓮宗を名乗っていますが、現世利益を前面に押し出し、政治団体を作り、仲間内だけで利権を守り、金儲けに精を出すもので、かの団体に仏教精神はないと私は思っています≫
もうろく爺さん
2014年8月11日 5:43 PM世界の悪の元凶「イスラム原理主義」は絶対に無くならないでしょうし、邪教ほどはた迷惑なものは有りませんね!