日本の科学の総本山くらいのイメージだった『理化学研究所』が、これほど官僚的でいい加減な組織だとは思わなかった。
『STAP細胞』発見者の小保方晴子氏の論文が、「不正・捏造である」とした調査結果を不服として申請していた再調査を拒否。
再度の申請が制度上ないため「小保方博士の「不正捏造が確定し、論文の撤回を求める」という決定が確定することになったという。
これが世界に誇る科学者集団の常識なのか?
この事件に関しては前々から苦々しく思っていたのだが、
「論文の資料や写真が別物だった」として、「研究そのものが不正な捏造である」という飛躍した論理がまかり通ったことである。
マスコミも識者も世論(本物かどうか知らないが)も、『STAP細胞』は捏造であるという批判一色であったのは異様な光景だった。
研究に疑義があれば「論文通りに実証実験してSTAP細胞ができるかどうかを検証する」ことが科学だと思うのだが、今回の理研の処置は、通常最低150日かける調査をわずか47日の調査で「論文の資料に疑義があるから『STAP細胞』論文は撤回するべきだ」という結論を出した。
おまけにその調査をした委員長や他の調査員の論文に「ツギハギの資料貼付が次々と発覚」し委員長が辞職するというお粗末さ。
理研だけでなく日本人も日本のマスコミも、まるでどこかの国みたいに「ギャーギャーと人を非難して溜飲を下げる姿」にうんざりだった。
小保方さんに申し上げる。
『STAP細胞』に自信がおありなら絶対に論文は撤回しないこと。
海外に出てでも『STAP細胞』を再現させて公開すること。
(再現させる詳細な方法など公開しなくて良い)
そして理化学研究所と理不尽なマスコミに対し法的措置をとること。
りつ子
2014年5月09日 8:47 AM理研は利権の塊だと思います。
理系官僚の格好の天下り先で、出入り業者も含めて、ぬるま湯に浸かって理研の予算を食い物にしている輩が巣くっています。
失敗を恐れたのでは、今後も日本の科学の進歩は諸外国に大きな後れをとることになるでしょう。
KEI
2014年5月09日 3:27 PM人間の値打ちは地の頭の良さでは決まらない。
ノーベル物理学賞とったからといって、世間一般の人の気持ちがわからないようじゃ話にならん。
物理馬鹿は物理のことをやってるのが幸せです。