インターネット上の擬似通過『ビットコイン』が注目されて久しい。
正体は不明だが日本人の発明という噂が流れているのは痛し痒し。
ビットコインは世界数箇所の取引所で取引されているが、最大手・東京のマウント・ごックスが破綻した。
その理由は、ビットコインが盗まれたのか破壊されたのか市場取引価格で480億円分が『消失』したからという。
同時に利用者からの預かり金28億円も消失しているという。こちらは消失ではなく『盗まれた』というべきでしょう。
このマウントゴックスの経営者は日本在住のフランス人、マルク・カルプレス氏(28)で、平成23年8月に設立。
今回の破綻劇でテレビに登場したカルプレス氏は、ぽっちゃり体型・お肌ツヤツヤの若者のせいか、話しぶりに悲壮感の欠片もなく、全く現実味が感じられない。
日本語で言えば『カエルのツラに小便』という風情である。
あんなふうに落ち着き払って喋られると、少々『とうがたった』おじさんは、
「本当はお前がどっかに隠してるんじゃねえの?」
と思わず口走ってしまいそうなのである。
まあ、その仕組みを聞いても何のことやらわからないおじさんには関係のない話で、損をした若者には気の毒だが、「世の中ソウソウうまい話は転がっていないんだよ」と皮肉めいたアドバイスを送らせていただこう。