世の中に法律家は数多く弁護士を職とする人も多いのだろうが、かと言ってその人たちが偉いということはない。
一概に頭がいいとも思えない。ただ法律を一般人よりは知っている。
そしてどうやら自分たちは偉いと思っているらしい。
マスコミは「特定秘密保護法案」で大々的なネガティブキャンペーンを張った。
「表現の自由がすぐ奪われ国民は嘘ばかり教えられ真実を知ることができなくなる」と国民を欺こうとした。
戦前マスコミが「アメリカ撃つべし」「神国日本は絶対負けない」
こういって国民を戦争へ誘導した時もかくやと思わされる。
その片棒を担ぐのが弁護士という肩書きで紙面に登場する人たちである。
さて今回の話題は、全国各地で「国政選挙で一票に格差があるのは憲法違反であり選挙は無効である」という訴訟を起こすのも弁護士さんたちである。
その裁判で「違憲である」と「違憲状態にある」はかなり違うらしい。
『 「違憲」は憲法違反であるが「違憲状態」は改善をすべき状態で「違憲」ではない。だから選挙結果は有効である 』
四国高松高裁ででた判決に原告弁護士は噛み付いた。
「憲法に反するなら無効とすべきだ。子供だましでおかしい!」
「子供だまし」というからには自分たちはえらい大人だと思ってらっしゃるのでしょう。これに対し
「一票平等だと国会議員のいない県ができる」
という意見に「どの程度(の格差)が地方の利益を代表していいのかという議論ではない」
わかりにくい反論だが「そんなことは関係ない。憲法が決めた国民の権利の平等を守れ!」ということです。
結果的に生じる不平等は目に入らぬらしい。
憲法を守ることが人権より優先する!?
ね、とても頭がいい人の言うことではないと思うのです。
選挙を無効にして国政を停滞させることしか考えていないのでしょう。