鈴木宗男氏の道づれのように外務省を追われた佐藤優氏についてよく知っているわけでもない。だが各方面で活躍されているこの方は元外務省官僚だけあって「官僚的発想」から一歩も抜け出していないのではないか?
産経新聞 12・11 『中韓分断に「特使外交」で局面打開を』という記事を見て驚いた。
【 韓国(の国力)は弱い。その韓国が強い中国とつながるようなシナリオは極力避けるべきだ。
「特使外交」による局面打開が必要だ。
安倍晋三首相が朴槿恵大統領に特使を送り、『何をやってほしいのですか』と尋ねる。それを丸のみしても関係悪化を止め、中国との間に楔(くさび)を打ち込める。 】
なんだこれは?何を言っているのだろう?
『何をやってほしいのか聞いて丸呑みする』・・・・?
本気で言ってるのか?
「強い中国と韓国がつながる」ことを恐れているようですが、相手が複数より窓口が一つの方が対処しやすくなります。
それと中国と韓国はその歴史と国民性から本当の連携はできません。
根本的に勘違いしておられます。
【 より深刻なのは、戦時中の韓国人徴用に対し、韓国で日本企業に賠償支払いを命ずる判決が地裁や高裁で相次いでいる徴用工問題だ。
賠償命令が最高裁判決で確定すると、韓国は国家方針の外交課題として日本に押し付けてくる。その場合、軟着陸させなければならなくなる。
人道的に民間の義援金として支払うことを提案する。政府は器だけを作り、お金は民間企業が入れ、そこの基金から出せばいい。それを国際社会に訴える。韓国側が拒否しても、少なくとも日本政府が誠心誠意対応した形は残る。】
これが本当に優秀だといわれている人なの?
『韓国が拒否しても少なくとも日本政府が誠心誠意対応した形は残る』
なんという言いぐさ、片腹痛い。
韓国の求めに応じているのに韓国が拒否する理由がどこにある?
韓国の言いなりになってまた傷口を広げ、その次に日本人は何を謝罪するのです?
元外務省官僚、田中均氏にも驚かされたが、
この記事を読んで佐藤優氏にも驚きました。
外務省は反日確信犯の巣窟だ!
戦後日本が「捏造歴史」に苦しまなくてはならない状況を作ったのは、彼らの意志であることがはっきりした。外務省という役所が腐りきっているのがよくわかる。
これからも日本人を苦しめようというこの人たちは国賊に違いない。