すさまじい反日キャンペーン

60年安保闘争をかろうじて覚えている。戦後日も浅く左翼運動華やかなりしころで、女学生・樺美智子がデモで死亡した過激な反対運動だった。
70年安保闘争も覚えている。ノンポリにはつらい学生運動全盛期、過激な闘争は国民に見放され、左翼運動離れ、二大政党の一翼・社会党消滅の序章となった。

この当時のマスコミは安保反対一色に塗りつぶされていたように思う。
「安全保障条約により日本は再び戦争に巻き込まれる!」という反米・反戦主張が紙面を埋め尽くしていた。

新聞は恐ろしい。
私を含め、左翼活動家でもない多くの日本人が「安保条約」更新・更改に反対した。
その新聞(七社共同宣言)によって60年安保闘争が沈静化したが正に「マッチポンプ」である。
70年安保でも学生を煽動したのはメディアだ。

今振り返って自らの無知と不明を恥じる。

あれは左翼陣営の幻想プロパガンダに過ぎなかった。
国民世論を装う左翼の「政権打倒・奪取」の試みでしかなかった。

事実60年安保では共産国家ソ連が多額の資金を日本の活動家に提供したことを告白している。
70年安保は学生が表舞台でセクト争いを繰り返し、「内ゲバ」で仲間を虐殺するというおぞましい事件に左翼イデオロギーへの熱は一気に醒めた。

今の新聞社に、その当時のことを知る人はいるのだろうか。
安保条約で日本は戦争に巻き込まれたのか?
安保条約なくして日本の経済発展は可能だったのか?
新聞紙面を賑わせた記事の通りになったものがあるのか?

今日の愛媛新聞は「特定秘密保護法案・強行採決」を非難する記事で埋め尽くされている感がある。
他の新聞社にここまでこの一事にこだわった新聞紙はないだろう。

「充分に審議を尽くしていない」という特定秘密保護法案・『反対勢力』の裏に、時間稼ぎをしてこの法案を廃案に追い込もうとする勢力がいることを感じないのか?
国家安全保障会議(日本版NSC)設立法を成立させておいて、これに必須の特定秘密保護法案だけに反対するのは、安保反対を唱えた『政権打倒(反日)』勢力でしかないのではないか?

『廃案ありき』の勢力と何を審議すればいい?

今の新聞社に安保闘争時代を知る人はいないのだろうか?
当時、安保条約に反対したが今は安保条約の賛成している人、賛成まではしないでも当時反対していた自分を振り返って首をかしげる人はいないのだろうか?
『若気の至り』と呟いてもいい振り返って恥じる人はいないのか?

いないならいないでもいい。今日の紙面を見ると
「あなたは日本人ですか?」と聞きたくなる。

まあ今どきの若者が新聞を読まないのが救いか・・・

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