WBA世界ライトフライ級の井岡一翔Vsクワンタイとミニマム級王者・宮崎亨Vs暫定王者・ヘスス・シルベステレのダブルタイトルマッチ、凄かったです!
井岡君は相変わらず強い。前ミニマム級王者を絶望させるような格の違いを見せ付けて7回KO。左ボディーから左フック。もっとも最初のボディーで終わっていたようなもの。挑戦者の心はあの瞬間折れてました。
「日本で世界戦が立て続けに行われているのでその中で最高の試合をしたかった」という言葉は、他の王者と違いはるか高いところを目指しているのでしょう。その通りの試合内容でした。
ローマンゴンサレスとのビッグマッチそろそろ視野に入ってるんじゃないですか?
宮崎君は苦戦といっていい内容ですが、減量苦を伴うミニマム級を去る前に「是非暫定王者と統一戦で決着をつけたい」という本人のたっての希望で実現した試合。その心意気どおり見事勝利をもぎ取りました。彼はすばらしい精神力を持っています。
暫定王者もさすがの実力者で、序盤から見せる強烈なボディーブローに宮崎君が絶えられるかどうか心配していました。シルベステレの手数にずっと押され気味でしたが宮崎君のすばやい踏み込みからの右ストレートも小気味よくあたります。左フックもあたります。宮崎君は両まぶたを負傷し視界が悪いのかパンチをもらいふらつく場面もありましたが、その闘志は最後まで衰えることなく、僅差ながら文句なしの2対0の判定勝利。
実に印象的だったのですが、この試合のレフリーが試合終了のゴングのあとしばらく拍手を送り続けていたことです。記憶に残るすばらしい試合だったということの証明でしょう。
試合後「かっこ悪かったですか?」という王者はぜんぜんかっこ悪くなかったですよ。
宮崎君は「カッコいい実に魅力的な『ケンカ』ボクサー」でした。
次回本来の階級に戻してもっと「カッコ悪い」試合をして下さい。応援します。
KEI
2013年9月14日 3:03 PM明日9/15ついにメイウェザーとサウル・アルバレス(カネロ)の世紀の一戦。どちらが勝つか?は神のみぞ知る。
でもね、メイが主導権とって勝つときは絶対面白くない試合になる。
だってあのパッキャオ下したマルケスだって子供扱いだったもの。
並外れた規格外の強打者かメイに負けないスピードを持ってるかどちらかじゃないと勝てそうにないような気がするが・・・・
万能型のアルバレスはとにかく早い回にいいパンチを当てること。
普通にラウンドが進むとメイに徐々にペースを奪われそうです。
予想は面白い試合が見たいからカネロのKO勝利です。
KEI
2013年9月17日 2:16 PMあ~、やっぱりダメか~
あのアルバレスでも軽くあしらわれてしまった。もうメイの試合は見たくない。
これじゃあボクシングの試合じゃない。本当に面白くない。
最近はこんな試合ばかり。これ絶対世界中の人もそう思ってるはず!
それにしても解説に加わった村田諒太選手。試合のしょっぱなから「次元の違うスピード」と試合にならないことを指摘。さすがですね。