ビー、ビー、ビー、突然耳慣れぬ音があちこちから響いた。一瞬何が起こったのか皆キョロキョロしているが目にとまったのはけたたましくなるスマホ。テレビでも地震速報が流れている。
「奈良で大地震！」、西日本全域から北陸まで広範囲に警戒地域に含まれている。午後５時直前。
悪夢の東日本大震災からの復興もままならぬなか、大震災をまぬがれた地域をほぼ網羅する規模の巨大地震か！と肝が縮んだ。
テレビでは「揺れに備えよ」と叫んでいるが、誰も何もすることができない。火を使っていたら消すことくらいは出来るだろうが、地震速報が出ても何ほどのこともできないことがよくわかった。
今か今かと立ちすくんで地震を待つが何も起こらないまま３０秒が過ぎ１分が過ぎ、２分が過ぎると流石にもう来ないだろうと判断した。
結果はご存知のように『大誤報』
なにはともあれ、無事でなによりだが、莫大な金をつぎ込んでこんなあてにならない予知網しかできない地震学会の「お寒い現状」に落胆しました。
次やれば完全な「狼少年」。プレッシャーきつくなったなあ。
【緊急地震速報は最大震度５弱以上の地震が起きると予想された場合に、震度４以上が見込まれる地域に対して発表する。】
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りつ子
2013年8月09日 3:14 PMすごいね～！
こんなシステム開発したのは日本だけでしょ？
失敗は成功のもと．．．いつかは誤作動もだんだん少なくなって世界中から羨望の目で見られる日も近いでしょう。
「狼さん来るよ」といって来ないのはまだ良いけど、反対に「来ないよ」といって来られると怖いですね～。
マナーモードにしていても音が鳴るらしいので、満員の会場や満員電車の中などで皆のスマホが一斉にビー、ビー、ビーも怖いですね～！