中国・韓国の無茶は無視するに限る

『日本にとって重要な隣国、中国と韓国』というのは本当ですか?

最近のマスコミは支離滅裂。社説を書いてて苦しくないのだろうかと気の毒になる。
「重要な隣国 中国・韓国と対話がないのは異常だ」といいながら、
「尖閣諸島・竹島の『領土問題』は(そして微妙な言い回しで『歴史認識』も)、安易に妥協すれば国益を損なう」とも言う。

マスコミが「国益を損なう」などというのを聞くと、「さんざん日本を貶めておいて今頃になって何を言うか!」と一喝したくもなるというもの。
『歴史認識』を問題として捏造したのは当の日本のマスコミなのだから。

日本ほど新聞が大量に発行され、なおかつ信頼を得ていた国は世界で他に見当たらない。
その新聞は、戦前は国民を煽り戦争へと軍部を後押ししておきながら、戦後はまるで人ごとのように戦争批判・軍部批判、そして政府批判へと一転して、結局恥ずかしげもなく戦前と同じく民衆をを煽っている。
中身が右翼から左翼に変わっただけで日本に『国益を守る』ことを真剣に論じたマスコミはあるのだろうか?

政治とは『妥協』だと言うが確かにそうなのだろう。妥協を探る日中・日韓の対話を否定するものではない。
中韓が無茶な主張をしながらも政治的対話をしようというなら応じることもできる。
だが、どこをどうひっくり返しても明らかな日本の領土について、「領土侵犯を認めることや棚上げすること」を前提にした話し合いは応じることはできない。
いわれのない『拉致し強制的に性奴隷とした』などという「嘘を認めなければ対話しない」という話し合い応じる馬鹿がどこにいる?

このことを理解してマスコミは『重要な隣国と対話をしないのは異常』というのか?
歴史的に「対立するのはほとんど隣国」という事実を知っているのだろうか?
無茶な主張を「認めなければ対話できない」という国より日本の方が異常というのか?

まあ西洋先進国=覇権主義国家であった100年以上前なら、隣国が覇権主義国家に飲み込まれることは一国とって存亡に関わる大問題だったのだが、今は中国以外に覇権主義を抱く国はないので、無条件に『隣国が重要』などということはない。そんなことを口にするのは夢想家である。
現に日本にとって一番重要なのは米国である。価値観を共有でき文化を理解できるのはヨーロッパである。中韓以外のアジア諸国が発展するのは無条件に嬉しい。

隣国、中・韓が悪い意味で重要というのなら話はわかる。
中国韓国は日本にとって実に迷惑な国である。
それならマスコミはその事実を正確に大衆に伝えなければならない。

だがいまのマスコミは一部を除いて『反日歴史認識』を生み出した張本人。
今更宗旨替えする勇気がお有りかどうかしっかり見せていだだきましょう。

<蛇足ながら、中国・韓国は日本にとって経済的に重要というあたり前のことを主張する人もいるでしょう。
ですが日本の富国強兵は西洋覇権主義に対抗し国家存続のための国策でした。
ですから、覇権主義の生き残り:中国が共産党独裁を打破し民主主義国家となった暁には、晴れて日本は『経済至上主義』をもう一度見直し、中・韓との断絶を含めて、文化立国の道を模索するのもいいかもしれません。>

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