◆『定数削減に論理的破綻』と勇ましい見出しで共同通信社の論説
》「日本の議員定数は人口比からしても諸外国と比べて多くない」
》「消費税増税の不満のガス抜きのため定数削減するのは筋違い」
ごもっともな話であるがちと解せぬ。
『改革する側も改革を』と執拗に求めるのはマスコミの常套手段ではなかったのですか。
急にこのようなことを主張されてもご都合主義にしか見えませんが・・・・
》ただ消費税を増税するから「身を切る」姿を示す、という議論の出発点は見直すことを求めたい。
この言葉の中にすべてが詰まっています。
『消費税増税はもう一度振り出しに戻せ』
と自分の意見として言いたいけど、自信がないのかそれとも何か別の理由があるのか、本心を隠したいので、セットになった『議員定数削減』を持ち出して理不尽と攻める。だからこのような記事になる。
『身を切る姿を求める』ことは相手に責任を押し付けることで、マスコミの無責任さのあらわれ。
要は『消費税増税』について反対する姿勢を見せるための道具にするからこうなる.
『消費税』について判断ができぬなら、いつものように有識者の意見を両論併記すればいいのに。
◆内子町・死体遺棄事件の裁判員裁判
「被害者の依頼で殺害しただけ」という弁護側の主張に「無反省ぶりは目に余る」と懲役16年の判決。
同時期に別の女性と交際しているなど、どう見ても不自然すぎる被告・弁護側の主張。
被告の主張をそのまま弁護士が主張したのか、弁護士が法廷闘争であえて主張したのかよくわかりませんが、光市の母子殺人事件の弁護団の主張を思い出しました。
あまりに身勝手な主張に見えると返って刑が重くなると知っているはずなのに・・・・釈然としません。