若き二人のプロゴルファー

ちょっと前までハニカミ王子・石川君が注目されてたゴルフ界。
ゴルフをやらない身にも、松山出身の新人松山英樹くんの活躍には驚かされます。
今季から出場試合全てベストテン入り、優勝2回、2位2回、その上全米でもトップ10に入るとは驚異的な成績。
その松山くんがついに初の予選落ち。まあこれまでが出来すぎ。
今回の予選落ちで肩の力が抜けてさらに好成績を上げるでしょう。

でもゴルフはあなどれないスポーツ。
どんなに強い選手でもかなり長期間のスランプに落ち込む。
そうすると1年や2年全く勝てないなんてこともザラにある。それだけ精神的な面が影響するスポーツなんでしょうね。

一足早くプロになって期待された石川遼君がここんところ全く冴えません。
私は石川遼くんの不振は東日本大震災にあると思っています。別に地震が直接影響しているのではありませんよ。

東日本大震災のあと彼が「今季の獲得賞金は全額震災地に寄付します」とやっちゃったのが原因だと思っています。
本人にはなんの悪気もないですし、彼はよかれと思ってやったことでしょう。
いや彼が発案したことかどうかも定かに知っているわけではありませんが、これを聞いたとき正直「遼くん、そりゃまずいよ」と思ってしまいました。

その年はかろうじて賞金9828万円とバーディー・イーグル1個につき10万円で総額1億3348万円を寄付したものの優勝は無し。
それ以降彼の成績は年々落ちて、最近は予選を通過したことがニュースになるというひどい状態です。

随分と損な役回りを演じたものです。周りにしっかりした大人がいなかったことが原因でしょう。

彼の「賞金総額とバーデー、イーグル1つにつき10万円を被災地に寄付する」という発表を受けたとき他のゴルファーはどう思ったことでしょう。

彼ほど勝てないプロはザラにいる。年齢も彼ほど若くないし彼のようにスポンサー契約もない。ほとんどの選手が、歯を食いしばって予選から勝ち上がりなけなしの賞金で生活しているのがプロスポーツ選手の実態。

あの宣言で彼はすべてのプロゴルファーを敵に回したようなものです。
アメリカを主戦場にしても孤立無援では若い彼には辛い生活でしょう。
前にも変わらぬ彼の好青年ぶりが返って悲しみを誘います。
松山英樹くんが堂々と胸を張って先輩たちの賞賛を受け止めているのを見ると、二人の差に愕然とします。

プロゴルフ協会の皆さん、石川君もなんとか復活させてやれないものですかね?

コメント

コメント(2)

  1. やっかみおばさん

    周りのしっかりし過ぎの大人と本人も、賞金なんかよりもコマーシャル出演収入の方が桁違いに大きいので、その辺りの目論見ではないかと思いますよ!

    若いのになかなかしたたかな好青年だとお見受けしました。

    でも肝心の成績が良くならなければスポンサーも商売第一ですからね~。

    返信
    • KEI

      そうなんですよ!彼の成績があまりに悪いもので、

      英語の教材「スピードラーニング」の売上まで落ちるのではないかと

      心配しています。

      いや、優勝することがないのでインタビューされ英語が喋れないこと

      がバレないので「好都合」でしょうか?

      返信

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