マスゴミと呼ばれて

ネットでマスコミを批評して「マスゴミ」と言う蔑称が投げかけられることが多いが、それも仕方がないと思う出来事。

川口参院環境委員長の解任決議で、大多数のマスコミは今回の解任決議に至る野党の姿勢を批判。
当たり前である。中国滞在延期を拒否する理由がない。そして拒否しておいて尚且つ委員長代理を決めれば開催できるところを決めずに流会させて「責任問題だ」といいはる。
その上に、「解任決議案提出」というかつて例のない数を頼んだ暴挙。
この野党の対応は異常である。

ところがマスコミはこの野党の暴挙を「一応批判」しながら、もう一方で野党の横暴に抗議して「予算委員会の審議を拒否」をした与党を同じように「たしなめる」というまるで天の声みたいに偉そうに説教をたれてみせる。

アホじゃなかろか。そんな調子で「決められない政治」を批判などできるはずがない。
自分たちに定見がなく「どちらが間違っている」ということを言えずお茶を濁しているから「マスゴミ」などと言われるのだ。

今回の騒動は、何一つ国民にアピールできないで焦る「野党の暴挙」が原因である。
マスコミは「民主党が川口委員長の訪中延期要請を拒否した」時点でその対応に疑問を投げかけるべきだったのだ。
その程度の良識もないマスコミも野党と同じレベル。
何を上から目線で「野党も悪いが与党も悪い」だ。

こんな問題で「解任決議」を出した野党に反省を求めるのがマスコミの責任だ。
自民党の予算委員会欠席は「国会正常化への最短距離を目指した対応」で間違いとは言えない。事実翌日には国会は正常化した。

 

この問題同様に、歴史認識問題でも「いつも上から目線」でご高説めいた物言いをなさるが、何一つ解決に向けた建設的なご意見を聞かせていただいたことはない。
優柔不断と見識のなさがマスコミの自己保身言動を際立たせる。

マスコミの自覚のなさがこの国の最大の弱点であり、常に「この弱点を中国と韓国に利用されているのを理解していないのが唯一マスコミだけ」というのが「マスゴミ」という言葉が使われ続ける原因なのです。

 

コメント

コメントする

投稿前の注意

  • 他の人に不快感を与える投稿や誹謗中傷するようなコメントはおやめください。
  • コメントを投稿する前によく読みなおして投稿しましょう。





ピックアップ

ピックアップ記事一覧へ

セミナー紹介

イベント紹介

リンク集