明け方、普段聞いたことのない音で目が覚めた。
ビーッ・ビーッ・・・アイホンだ!
「目覚ましアラームの音変えたっけ?」寝ぼけ眼で手に取ると「地震警報」の文字が………エ!
「播磨灘で地震」 播磨灘って確か神戸沖、すわ!阪神大震災の再来か!と飛び起きたが何をどうするあてもなし。
そうこうするうちに1分と立たぬうち「来た!」グラグラ・・でもそんなにひどくはない。
阪神大震災の時は「ズン」と突き上げるような衝撃があった。
ちょっと拍子抜けでテレビをつけてみたがやはりあの阪神大震災の時のような被害は見られない。
東日本大震災の回復もままならない時に新たな震災は回避できてほっとしたものの、問題は地震警報。
警報を見ることはできる。で地震が来るまでに一体何ができる?満足に着替えることもできないくらいの時間しかない。
突然グラグラっとくるより、少しだけ「来るぞ」と身構えることくらいしかできない。
多少なりともパニックを減らすことができるかもしれない。
でもそれが人間にとって意外と大きい助けになりそう。
警報が「単にを驚かす効果しかない」と言われないように皆で考えましょうか。