日本で学校やスポーツ・会社などで「いじめ」の問題が絶えません。なぜ日本社会はいつまでも「いじめ」の問題が解決できないのでしょうか?
【答え:日本は中国韓国にいじめられているのに皆気がつかないふりをしているからです】
この問題が耳目を集めたのは学校内の「いじめ」により自殺した中学生の記事からです。
1986に自殺した中学生のケースは、前年から学校は「いじめ」を把握していながら解決できず、「いじめ」はエスカレートし「彼はいないことにしよう」という「お葬式ごっこ」という形で行われ、認識不足の教師までが「色紙に弔辞を書く」というお粗末さ。
ついに生徒は自殺に至るという悲惨な記事に当時の日本社会は多いに驚きました。
いじめや暴力はなぜ起こるのでしょう?学校で先生達がどのように対処してきたのでしょうか?
【本能による争い】
群れを作って社会生活を送るサルにおいては、本能に基づいて群れ全体をを守るためにルールが生まれ、「強い」ものが群れの主導権を取りリーダーになります。
群れの中では子供たちや若ザルたちが遊びながら優劣を競い、次のリーダーを決めていきます。
その中で争いに敗れ群れを追い出されるものや怪我をする個体なども発生します。
これはいじめでしょうか?違いますね。弱肉強食・強い個体が生き残るという群れのあり方に過ぎませんが、故意に命まで奪うようなことはありません。
【野生生物と人間社会の違い】
人間も社会性を持って生きる生物ですから同じ事が起きているはずです。
人間の社会はサルと違って多様性がありますので、社会の各分野つまり、勉強の出来る子、スポーツの得意な子、アートの分はで才能を発揮する子など各分野でリーダーに、もしリーダーになれなくてもそこで生きる場所を見いだせるはずです。
野生動物どうしの争いで結果的に相手が死ぬ場合はあるかもしれませんが、「相手の息の根を止める」意図を持って争うことなどありえません。
そうであるなら、寄ってたかって死にいたるまで追い詰める「人間社会のいじめ」は、このような生物としての本能的な範疇では起こりえない問題ということになります。
学校の「いじめ」ではなにが起こっているのでしょうか?
【人間社会のいじめ】
学校での「いじめ」も「相手より強く有利でありたい」という自己保存欲から発生するのですが、人間の場合本能だけでなく、後天的な知的本能とでもいうべき「エゴ」の力が働くのです。
エゴは後天的なものですから本能的な抑制力を持っていません。
エゴにとっては自分の生存に不都合なもの、不快なものは「存在しない」方がいいのです。
そんなものは「目の前から消えてしまえ」というのがエゴの望みなのです。
エゴの場合「生物的本能」では起こりえない「相手を死ぬまで追い詰める」ような行動に至る場合が生じます。
【エゴの働き】
エゴは後天的に獲得する知的本能です。いわばシステムです。獲得後は無意識にも働きます。ただ先天的本能と違って意識的にも働きます。
この意識的(思考的)にも働くということは「自意識と結びつく」ということで、この「エゴの思考」を「自分である」と錯覚します。
そうすると人間は目が覚めている状態であれば自意識をもつ限り「エゴの声(思考)」を頭の中で繰り返しどんどん強めてゆきます。とらわれるのです。こだわるのです。それが性格というものです。
ただエゴは「意識的側面」を持っていますので教育や学習によって獲得することもできるのです。通常はバランスよく獲得するように教育が重視されます。
【暴走するエゴ】
家庭環境や教育や友人関係で「歪んだエゴ」が創造されると、社会で様々な問題を生じます。
いじめ・暴力・犯罪・ゴミ屋敷・引きこもり・ストーカー、あらゆる異常行動のほとんどが「歪んだエゴ」によって生じていると言って良いでしょう。
【いじめ問題とエゴ】
いじめは人間社会特有の問題ですが、イジメる側の「エゴ」はもともと歪んでますからいじめるのですが、いじめられる側の「エゴ」のバランスがよければ大きな問題になりません。
いじめられる側も自己保存本能も「エゴ」もありますので対抗します。戦います。一人で勝てそうになければ仲間を見つけます。先生に訴えます。それでもダメなら転校します。
「いじめ」の問題はあくまで「いじめる側の問題」でい「じめられる側の問題と捉えるのは許されない」というのが公式な見解のようですが、それは「問題」というからそんな変な方向に行くのであって、いじめられる側の「未熟さ」を成長させる手助けなのです。
誰でも「歪んだエゴ」の持ち主から「いじめられる可能性があるのです。
その場合に対抗できる健全なエゴを育てる教育の力が教育現場に必要なのです。
健全なエゴを育てるのが「いじめ」の解決への道なのです。
【健全なエゴ】
健全なエゴとは「エゴはシステム」であって本当の自分ではないと意識される「エゴ」です。
自意識と混同されない「エゴ」です。依存したりとらわれた行動を引き起こさない「エゴ」です。
客観的に見つめることができる「エゴ」です。傷つくのは「エゴ」であって自分自身は傷つかないと知っている「エゴ」です。
健全でないエゴは常に相手より優位に立っていないと不安になる「エゴ」です。自分の優位が脅かされそうになると相手を攻撃して消し去ろうとする「エゴ」です 。自分の思い通りにならないと「自分(エゴ)が傷つけられた」と主張し「暴力」や「中傷」を繰り返す「エゴ」です。
【不健全なエゴ民族によるいじめ】
中国・韓国は日本を「いじめ」ようと躍起になっています。執拗に日本をおとしめようとしています。
彼らの「エゴ」は長年の教育によって、張り裂けんばかりに膨張した「歪んだエゴ」に包まれ、まるで「エゴに乗っ取られた狂気の人」たちです。
日本はいじめられている側です。
ですが日本の政治家もまた「健全なる国家エゴ」を見失っています。
日本人は国家として「健全なエゴ」を自覚し、中国・韓国の「嘘の歴史認識」を手段とする「いじめ」を断固として辞めさせなければなりません。
黙っていれば中国・韓国はますますエスカレートし、まともな国家として存続することはできなくなります。
【いじめをなくす】
日本は「いじめ」られています。しかし恥ずかしがる必要はありません。世界のどの時代・地域の歴史と比べても、日本一国が恥じる必要のある歴史など存在しません。
日本社会の「いじめ」をなくしましょう。
無くならない原因は、日本国家自体が「(国際的)いじめ」に正当に対応できていないからなのです。
だから日本社会は「学校でのいじめ」にまともに対応できないのです。
日本人は韓国・中国に毅然と対峙しましょう。誇りを持って日本の歴史を主張しましょう。偽の歴史問題から目をそらしていては日本人として「健全なエゴ」は持てません。
韓国・中国の「偽の歴史の押し付け」に正当に反論しましょう。
世界からいじめをなくしましょう。