安倍総理の訪米は実に見事な成果をあげ、「日米の絆の強さ」を世界にアピールしました。
中国だけが国内向けでしょうが「アメリカに冷たくあしらわれた日本」とテレビで懸命に報道していましたが、あれは中国の焦りの裏返し。本当に中国人は(すべてが欲得の計算ずくで)判り易い。
今回の訪米で安倍総理が手土産にしたのがゴルフのパター。ゴルフをやらない身にはわからないのだけど、ゴルフの世界最小スコア(55アンダー)を出したゴルファーが使用していたもので、海外の選手からは垂涎の的らしい。
ゴルフ好きのオバマ大統領が「自ら要求したのでは?」という見方もされるほど有名なパターを送った安倍総理は、お祖父さんの岸信介元総理が初めて訪米した時、当時のアイゼンハワー大統領とゴルフを楽しんだエピソードを披露。
それを聞いたバイデン副大統領が「どちらの方がスコアが良かったのか?」と尋ねたところ、安倍総理はすかさず、
「それは国家機密なんだ」
うまい! このジョークにはオバマ大統領も感心したのだろう。ユーモアのセンスは指導者の大事な要素。
出せないだろうと言われていた「TPPの共同声明」を発表し、アベノミクスを支援する大サービスぶり。
アメリカは米国債を大量に保有する中国に気を使わざるを得ないだろうが、基本的な価値観の違う中国と、価値観の同じ同盟関係の日本を同じ物差しで測ってはならない。
中国が嫌味の一言でもいいたくなるほど今回の安倍総理の訪米は大成功でした。