国際オリンピック委員会の不明朗で一般常識からかけ離れた「オリンピックからレスリングを種目削減」という決定に、世界中から疑問の声が沸き起こっている。
この件に関してはアメリカも敵対国イランと共闘、ロシアもプーチン大統領自らIOC委員長に苦言を呈する。
世界中から袋叩きにあっているIOCだが、ここ最近オリンピックの運営は商業主義に染められていて「純粋なスポーツの祭典」とは程遠いのが現状なのだろう。
しかし、これだけIOCの密室委員会の決定に世界中のスポーツ界から疑義が表明されているにもかかわらず、今回のオリンピック種目(排除)選定の経過の実態を明らかにしようという動きが全く起こらない。(不正を明らかにできないのは全員が不正に関わっているからです)
今回、最初に排除候補にあがったのはレスリング・テコンドー・近代5種・カヌー・ホッケー。
テコンドー、カヌー、ホッケーが選考に残るはよくわかる。世界中で実際にやっている人の絶対数が少ないはず。
近代5種も前から話題にはなってたが、射撃・フェンシング・水泳・馬術・ランニングという競技構成が変である。
5種と違って10種競技は、「100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m走、110mハードル、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ」という全て陸上の伝統競技で、人間の身体能力の総合力という意味で統一感がある。
一方の近代5種はなんとなく「戦前の軍事教練の種目」みたいでどうしにも違和感を感じる。
テコンドー! 日本の空手を学んだ韓国人が例のごとく他国の文化を「韓国独自の文化である」と主張する「ウリジナルの産物」だが、歴史が浅い分、嘘もばれやすく、「テコンドーは空手を模したもの」と韓国人自身が白状している。
このテコンドー、歴史もなく、実践者も少なく、本家空手にオリジナル性を持たそうとしたのか奇妙な足技偏重のなんともバランスの悪い武術となっていて、「格闘技・武術」とはとても言えないダンスか曲芸みたいなもの?
このテコンドーがオリンピックでは最もオリンピックらしくない種目でしょう。
中身のなさを、なんとか面白く見せようとリングを狭くしたり、判定を機械式に行ったりと工夫はしているようだが、それでも偽物が面白くなるという道理はない。
だから今回のオリンピック種目から排除の対象になるのは、まずテコンドー、その次の候補が近代5種になるだろうと言われていた。いや世界中のオリンピック関係者が信じていた。それだけの理由があるのだから。
レスリングが排除になって一番慌てたのが当のIOC理事会の委員たち。
誰がどう見たって「テコンドー関係者・関係国」に買収されたというのが丸分かりの構図に、あわてて、「レスリングはロビー活動をしなかった」と主張。(他の競技はみんなしたのかな?水泳や陸上は?)
ロビー活動などと体裁のいいことを言っているが「利益供与」「賄賂」である。
自ら「テコンドー関係者から買収行為があった」ことを明らかにしのだ。
いまレスリング関係者はIOCに誠実に働きかけていて、IOCもこれ以上痛い腹を探られないように「レスリングを残すための方策を模索している」
しかし一旦決めたことを「途中からその選考方法を変える」など誠にみっともない話です。
韓国からワイロを受け取ったIOC理事は即刻辞任するべきです。
新しい委員長と理事会で審議をもう一度最初からやり直すべきです。
テコンドー関係者の「ロビー活動」とやらの実態をを調べ好評するべきです。
でなければこの問題はズーット尾を引くことになります。