もう過去の人になったのでいいのだけれど、加藤紘一元自民党議員のピンとのずれ方も凄まじい。
「(中国が)本当にやったのか?」日本記者クラブの会見で日本政府の主張に疑念を表明しました。
___///// 加藤氏は「中国は3、4日調べて『照射してない』と発表した。レーダーを照射することが良くないという認識はお互いにあるはずだ」と中国を擁護。
尖閣問題についても「領土問題を話し合わないといけないと言うと日本では非国民になる」とのべ日本政府の「領土問題は存在しない」という立場と異なる主張をした。 /////____
加藤氏:『中国は3、4日調べて照射してないと発表した。(だから中国が正しい)』
中国軍の照射は1月19日と1月30。日本の発表は2月5日。調べた時間なら日本の方が長い。
加藤氏:『レーダー照射は悪いことだと認識しているはずだ(だから中国はやってない)』
中国は悪いことをしないというその「(突飛な)信頼関係」はどうやって獲得されたのですか?
加藤氏:『領土問題を話し合わないといけない(領土を話し合いで決める?)』
「領土問題を話し合わなければならない」という加藤氏は「武力で解決するのではなく話し合いで解決を」と雲の上の方から聞こえてきそうなご立派な主張ですが、それなら中国に「武力挑発をやめろ」というのが先でしょう?
それ以前に加藤氏に聞きたいのですが「尖閣は日本領ですか?」
「日本領である」と言うなら「問題は何もない」という政府見解は理解できるはずです。理解できないということは「中国の主張が正しい」と思っているのでしょうね。
加藤さん、あなたが中国ファンなのはよくわかります。
あなたのような親中派がいても構いません。 「時間をかけて調べた中国の発表だから正しい」「悪いとわかっているはずだからやるはずがない」というのは中国と中国人に対する親愛・信頼の心からでしょう。
ですが、その人間愛・信頼の情のひとかけらでも結構です、日本と日本人の方にも向けていただくことはできないのでしょうか・・・・・。