中国共産党機関紙がまあ随分な言いがかり。
「中国艦船の照準レーダー照射は日本側の自作自演だ」
そして自作自演の目的はは「日本側は今回の事件で『中国脅威論』を宣伝し、米国から平和憲法改正の支持を取り付けようとしている」だそうです。
共産党一党独裁で民間メディアの記事を平気で書き換える「中国社会」ならではのうがった見方です。
この記事を書いた人物は西側自由主義諸国を訪問した経験はないのでしょうね。
日本で政府がこんなデタラメ発表をしたら、たちまち「政権崩壊」という民主主義国家の常識を知らない人。
しかし今となっては笑い話のようですが「北朝鮮の拉致は日本政府の陰謀・自作自演」と国会で言い切ったのはほかでもない日本の政党・旧社会党でしたから、お国を問わず見識のない人のバラまく毒は迷惑なものです。
その旧社会党改め社民党はやっとこさ政治の表舞台から消えてもらえそうですが、実は隠れ社会党員が民主党内に随分とひそんでいます。早く消えてくれないかなあ。
それにしてもこんな稚拙な方法で反論をするところを見ると、我々日本人が思っている以上に「中国」が国際世論を気にしているということでしょう。
ということは、「日本政府は中国の非道を世界に向かって発信する」ことが中国に対する大きな圧力になるということです。
「中国と関係修復を図る」と訪中したルーピー鳩山氏、公明党代表山口氏や媚中派村山元首相、チャイナチルドレン自民党加藤紘一前議員などは、中国にとっては「中国の正当性」主張に格好の宣伝材料にされただけです。
まかり間違っても、安倍総理が慌てて訪中するなどという愚かな選択はしないでください。
中華思想の国民性は、本質的に「国際世論」を大いに気にします。
日中関係改善を図る最も有効な手段は
「世界に向かって中国の無理難題・領土侵犯を公式にアピールすること」です。
これをやっても日中関係は悪化しません。中国流の捏造記事による「舌戦」が始まるだけです。
利にさとい彼らは、そのうち対日強攻策が中国の利益にならないことを必ず悟ると思います。
「平和憲法云々」は全くの内政干渉。「おととい来やがれ」です。