体罰問題を受けて橋下大阪市長が大阪・桜ノ宮高校の体育系2科の募集を中止すると発言。
「入試をやめて校風、体質をいったんゼロにしないと新しい生徒を迎えるわけにはいかない」
さてこの橋下氏の主張はいかがなものでしょう?
なんとなく「大学新設は認めない」と突然言い出した田中真紀子氏を彷彿とさせて、またぞろ「前言撤回」となるような気がします。
「入試をやめて校風、体質を一旦ゼロにする」・・・???
ゼロにするなら「桜ノ宮高校を廃校にする」・・・しかない・・・のでは・・・。
どうも橋下氏は「体罰」の問題になるとキレが悪くなる。
もともと「体罰肯定論者」でしたからねえ。仕方ないのかも。
「部活のような上を目指す活動」では「愛のムチ」と称する「体罰は不要・絶対禁止」、これでいいのではないでしょうか?
理由は、勝てなくても成長しなくても本人の責任で、なんら特別に悪いことをしているのではないからです。
「愛のムチ」って誰が言いだしたのかしれませんが、あるとすれば「普通の指導では社会に不適応な方向に行きそうな生徒が救えない場合に体を張ってそれを防ぐ」という場合だけのような気がします。
「愛のムチ」など使わないで矯正できる指導者の方が立派なのは当然です。
橋下氏がこの方針を撤回しないと維新の会そのものが危うい!