日経新聞のトップにデカデカと「生保サービス給付解禁」
慌てものの私は「やった!生活保護費が現物支給になる」と早とちり。
実はこれ金融庁が、生命保険会社が介護や葬儀などのサービスを提供する保険商品を販売できるように規制を緩和する、というもので生活保護費とは無関係でした。
よく考えれば今でも生活保護には現物給付部分があります。
それにしても、生活保護費をギャンブルや遊興費に使う受給者があとを絶たず、生活保護家庭の方が実質的に年金生活者より豊かなケースが多い現状は改善して欲しいものです。
その無駄遣いを防ぐために現金給付を減らし現物給付にするべきだと思っています。
いっそのこと現金に変わって「商品券」のような形にしてギャンブルなどに使えないようにするべきではないでしょうか。
こんなこと言うと一部の方から「人権侵害だ」と叱られそうですが、ギャンブルをさせるために生活保護費を支給しているわけではないはずです。
「働かざる者食うべからず」は厳しすぎる言葉でしょうか?
「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」共産主義を今でも人類の理想と信奉している人が多いのでしょうか?
残念ながら共産主義は「神のような理想的な人間」によってのみ成立する社会で、共産主義に「神のような人間を創る」前提を満たす能力がありません。
彼らがやったことは「愚かな人間」が独裁者として神のように振る舞い、史上類を見ない「大虐殺」を繰り返しただけでした。
本当に働けない人が生活保護を受給するのは当然の権利です。
日本にはそのシステムが出来上がっています。
しかしそのシステムを悪用することは許されません。
とはいうものの、仮に生活保護費を現金から商品券に変えても、その商品券を割り引いて現金化する悪徳ビジネス業者がすぐ現れるんでしょうね。