大阪:桜宮高校男子バスケットボール部のキャプテンが自殺した問題で、顧問の教師の体罰が原因であると報道されているようですがちょっと違うんじゃないかなという気がします。
体罰がひどくて、その「体罰による怪我が死につながった」ということであればそのように非難されて当然です。しかしいま報道されているのは本当かどうか、「体罰を苦にした自殺」。
結果として死につながったと「体罰」が原因と主張する人もいることでしょうが、この顧問が長年率いて、全国的な強豪チームとして名を馳せるようになったこれまでの期間、おそらく同じような方法で指導にあたってきたのでしょう。
息子さんを亡くしたご両親は誠にお気の毒としか言いようがありませんが、人間平手打ちくらいでは死にません。
酷なようですが、バスケ部のキャプテンになった息子さんが、これまで同じような体罰を受けていたことはご存知だったんじゃないでしょうか。強豪チームの一員として顧問の体罰を含む指導を認めておられたのではないでしょうか。
本当に「体罰を苦にした自殺」なのでしょうか。もっと詳しい調査をするべきです。
自殺したキャプテンは平手打ちを苦にして自殺したわけではないと思います。
おそらく責任感の強い真面目な子で、自分も含め「チームが成長できない等」のキャプテンの立場としての悩みがあって、そのことが精神を蝕んでいったのではないでしょうか。
もしそうであれば「平手打ち」があろうがなかろうが、いずれ同じ道を歩んだ可能性の方が大きいでしょう。
クラブ活動のあり方として、「そのような精神的悩みを抱える生徒を救う体制を備える必要がある」ということは言えると思いますが、「体罰で死亡した」というふうな報道は行きすぎでしょう。
生徒の自殺の原因を「教師の平手打ち」とする報道の仕方は謹んでもらいたいと思います。
この件で橋下大阪市長は、体罰を把握できなかったとする市教委と学校側について「対応は完全に誤り、失態」と痛烈に批判し、市長が体罰などについて学校側の対応を直接指揮することを可能にする条例制定の検討を始めた、ということですが、この方らしい反射的行動で後々問題の多い発言です。
国政政党の代表者、もう少し熟慮して発言する習慣を身につけるべきです。
子供のない主婦
2013年1月11日 11:44 AM「体罰」も「言葉による罰」も絶対にダメ!!
犯罪を犯した者意外には罰を与えるべきでない!!
KEI
2013年1月12日 9:51 AM連合艦隊長官山本五十六元帥の言葉に
やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
人を動かし、育て、実らせるのに「体罰」は必要ないということですね。
しかしこの言葉が「体罰発祥」の軍隊の長から出たことに重みがあります。