≪BY 老師≫
常々思うのですが、今の国際連合は完全に機能不全です。その原因は常任理事国の存在です。
民衆を弾圧する独裁国家シリアへの制裁決議にも、ロシア・中国という共産主義国家が反対し、国際世論に逆行するようでは国際連合の役目を果たせていない。
小国から大国まで同じ一票を持つのはいいが、大国が金にあかせてその票を買うような事をしているようでは、国際政治の腐敗そのもの。
第ニ次世界大戦を防げなかった国際連盟の反省を踏まえて常任理事国制度を導入したというが、その常任理事国が自国の利害のみ追い求めるようでは、まとまる話もまとまるまい。
国際連合が「戦勝国連合」であるという歴史的成立過程を見直さないのなら真の国際連平和の為の機関にはなれない。
日本は国際連合に対し「常任理事国制度」の改革を提案したらどうでしょうか。
国連は、今の常任理事国が拒否権を持つ安全保障理事会を廃止して、各国が自国以外の人でふさわしいと思われる人を推薦し、かつ投票には賛成票と同時に反対票も投じる権利も付与し、一定数以上の反対票を受けた人は排除される。そうして選ばれた「賢者」によって「全会一致の原則で運営される安全保障理事会」を新たに設ける。
いかがでしょうか?
(提案が通らなければ日本は拠出金を出さない)